HEATHへ | raff-luna. style

HEATHへ

HEATHを始めて見たのはパラノイアというバンドでした。とにかくかっこよかった。めっちゃかっこよかった。ヤバイぐらいのひとめぼれ。リーダーのナオくん頼まれてツアーのローディーへ。後ろの髪立ててよとか言われてHEATHに近づけた気がしてすごい嬉しかった。「自分ももエナメルのロングコート着たいんすよね」その後、自分がZ-SECTでバハマに出た時、バハマの人に今日、HEATHみたいのが出てたでって言われたらしい。まんまやったもんなぁ。Z-SECT解散、パラノイアは脱退やったのか、バハマの隅で「一緒にバンドやれへん?」と声をかけられて、「えっ?ベーシスト同士やん?」「俺、歌ったらあかんかな?」格好ええやつはなにをやってもいいんです!そっからずっとつるんでて、よしつぐと出会った。初回ライブは8割BUCK-TICKのコピーでバハマの人にめっちゃ怒られたけどそんなの関係ねえな勢いで梅田にあったアムホールとかに売り込みに行ってまたもバハマから怒られた。結局、HEATHとのバンドは続かなかったんだけどね。でもね。なんとしても這い上がっていく感覚というか心持ちというかいろいろ教えてもらって。

その後、HEATHが東京に行っていろんなバンドを得てエックスに入ったと知った時には心のそこからすげえなと思いました。自分には絶対出来ないバンド人生。それ以後、本当、数回しか会ってないけど、会話は少なくてもなんか暖かい感じがあって。自分のバント人生にとてつもない影響を与えてもらえたひとりでした。とにかく思いを早く伝えたくて、まだまだ整理出来てないけど、心よりのご冥福をお祈りします。