カインの目:
世界の紛争と平和への道のりに対するラエルの視点

 

国際ラエリアン・ムーブメントからのプレスリリース 
            2023年11月10日(金)

 
 

https://ja.raelpress.org/news.php?item.362.1

 

 

 

 ラエリアン・ムーブメントの創始者であり、精神的指導者であるラエルは、世界的な混乱と地域的な残虐行為に直面する中、世界の癒しと平和の基盤として、愛と幸福を育むという組織の使命を再確認する深遠な回答を表明しています。

 ラエルは、愛の基礎をなす幸福の重要性を強調し、幸福こそが人類を破滅の瀬戸際から救うに足り得る唯一の力であると述べています。ラエルは、不幸と攻撃性や暴力の傾向との間に直接的な相関関係があることを示し、この破壊的で悪循環なサイクルをはっきりと思い起こさせるものとして、パレスチナの人々への抑圧、強制移住、大量虐殺を挙げています。

 「私たちは、不幸であればあるほど攻撃的になり、ひいては暴力的になります。人類の破滅は、パレスチナ人に対する大量虐殺のように、不幸な人間によってのみ引き起こされると言えます。そして、暴力的な行動の一つひとつが罪悪感を増大させ、その結果、加害者の幸福感の欠如を助長し、悪循環の中で、暴力的な行動の一つひとつがさらに不幸を生み、そうやってさらに暴力が増えるのです」

 彼はさらに、シオニズムは、生命の尊厳と汝の隣人を愛せよという戒律を信奉するユダヤ教の根本思想に反しているとして、次のように非難しています。「イスラエル人は世界で最も不幸な人々であり、だからこそ最も暴力的なのです。彼らは本質的に不幸でいます。なぜならば、同胞の政治家やメディアの嘘にもかかわらず、自分たちがパレスチナ人の土地や家を盗み、それは彼らの宗教の根幹を成すもの、すなわち『汝、殺すなかれ』、『汝の隣人を汝自身のように愛せよ』という最も美しい価値観に反していることを心の奥底では分かっているからです」またラエルは、彼らの宗教が彼らは『選ばれし民』だと教えてはいるものの、他者を支配するために選ばれたのではなく、むしろ人を殺さず、愛を広めるというこの絶対的な価値観を世界中に広めるために選ばれたのだとも述べています。「支配しようとするいかなる誘惑をも排除する掟、恐らくはヘブライ語の文章の中で最も美しい掟として、彼らには政治国家や国民国家の創設が禁じられています!ですから、シオニズムは基本的に反ユダヤ主義であり、反ユダヤなのです」

 彼のメッセージは、イスラエルとパレスチナの衝突にとどまらず、植民地主義の歴史や、世界中で広範な暴力や抑圧をもたらした人種的優位性という、根強く残るイデオロギーにも批判的な目を向けており、次のように述べています。「大量虐殺や略奪を行ったという罪悪感がもたらす幸福感の欠如は、『他者』を支配し苦しめることで権力と富を築いてきたすべての『文明』に見られるものです」「こうしたことは、ほとんど全てのヨーロッパ諸国が植民地支配の狂気の中で味わってきたことであり、アジア人がそれを『白人による大惨事』と呼ぶのも当然です。地元住民が大量虐殺された北米や南米、未だにこうした犯罪の傷跡が残るアジア、オーストラリアなど…。要するに、ヨーロッパの白人が抱くこうした人種的優越感や、アメリカ人が例外主義と呼ぶところの免罪符によって、地球全体は荒廃してしまったのです。これはつまり、突き詰めると、国際法が適用されるのは自分たち以外だということです。アフリカやアメリカ、そして世界中にいた植民地主義者たちは、犯罪を犯すことで自身を不幸へと追いやり、ますます暴力的になっているイスラエル人が耐えているのと同じ苦しみを彼らも経験し、この悪循環に追い込まれ、必然的に大量虐殺へと繋がっていきました」

 ラエルは、人種的優位性を使った正当化が必ずなされるとみています。「核兵器による新たな世界大戦が勃発すれば、きっとすべての当事国は、人種的優位性を主張することで自らのミサイル発射を正当化するでしょう。まさに、この人種的優位性という考えこそが、人類を破滅に導くことになるかもしれないのです」ラエルはさらに、人類を救う唯一の解決策は、それゆえに愛なのだと説いています。「そしてこの愛は、すべての真の愛がそうであるように、無条件でしかあり得ません。それは幸福によってのみ生み出されるものであり、ポジティブな好循環の中で、自ずとさらなる幸福をもたらし、それによりさらなる愛が生まれるのです」

 この観点から、ラエルは瞑想を通じて幸福と平和を積極的に追求することを提唱しています。「核爆弾や大量殺戮が積み重なっている今、平和のために瞑想し、ハピネス・アカデミーに参加することは、これまで以上に重要です。幸福と愛を広めることでしか、人類は救われないのです!」彼は、世界的な苦しみを前にしてこのような取り組みを行うのは利己的な行為である、という考え方に異議を唱えています。それどころか、幸福を広めることは道徳的に必要不可欠なことであり、暴力の連鎖を止め、恒久的な平和の礎を築くための最も効果的な戦略であると述べています。「この苦しみを止めるためにこそ、私たちは幸福を広め、発展させなければなりません。幸福は愛をもたらすものだからこそ、人類を救う唯一の解決策なのです。また、だからこそ私たちは、血まみれの子供たちの映像に浸るのを止め、より多くの美、芸術、そして幸福を広めなければならないのです」

 ラエリアン・ムーブメントは、支配的なメディアが流す悲劇的な物語の向こう側に目を向け、人類の新たな門出に貢献するよう、それぞれの皆さんをお招き致します。

 ラエルは、2023年12月9日から12月16日にかけて、沖縄で国際ハピネス・アカデミーを開催します。地球上の全ての生命を創造した、地球外文明を営む科学者たちとラエルが遭遇してからの50周年記念も兼ねたこのユニークなイベントには、全大陸から大勢のラエリアンたちが参加する予定です。

 

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〜ラエリアン・ムーブメントについて〜

 ラエリアン・ムーブメントは、世界最大の無神論を唱える非営利国際ボランティア団体であり、地球上の生命が、聖書原典において”エロヒム”として知られる宇宙人の文明により、DNAの合成を経て、いかにして創造されたのかを述べています。
 会員数は、現在120カ国、約13万人に達し、宇宙人”エロヒム”がラエルにもたらしたメッセージを全世界に伝えるため、ボランティアとして活発に運動を展開しています。
 この運動は、メッセージを通して愛と平和と非暴力の価値観を広めること、さらに、宇宙人”エロヒム”を公式に迎えるための大使館の建設を実現するという目標をもち、各国政府及び国連に働きかけています。
 ラエリアン・ムーブメントが提唱する非順応主義、楽園主義、生命の絶対的尊重などのエロヒム哲学は、世界に波紋を投げかけています。

  非営利市民団体 日本ラエリアン・ムーブメント
   〈公式サイト〉 www.rael.org  www.ufolove.jp/
  広報担当 桑原 元博(くわはら もとひろ)
   〈広報公式サイト〉 www.ja.raelpress.org
    TEL : 0479-75-8030 FAX : 0479-74-8007
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