私の手に鋭くて

なんでもひっかけられるような爪が

ついていたらなぁ


そうしたらいくつのものをちゃんと引き留めれたかな


なくしたくなかったもの なくしてしまったもの

言えなかった言葉達

もしもこの手にねこのつめがついていたら

すべて引っかけて とどめておけたかもしれない




振り払われてしまっても


その人に優しくて ちいさな傷をつけるんだ



わすれられない わたし を刻んで

そして跡には残さずに 包んでなおしてあげる

爪をひっこめて 人の手で




ねこのつめがほしいな





置き忘れて 忘れてしまったたくさんのものが
こちらを覗いて たまに私を泣かせます

思い出すことも怖いあの頃
真っ暗で 手探りで毎日を生きた頃


私は今日も学校にいけなかった


怖いと思ってしまった
やっぱりまだ会えないよ

傷だらけの私を 見せるのは怖い
傷だらけの私を 直視しなければならないから


みんなにあいたい
あの頃のように笑いあいたいけれど
そうできる強さは どこにいったんだろう

雨に変わって この心が痛いのも
流れて遠くへ行ってしまえばいいのに



私はみんなみたいに
また笑えるかな

変わってしまって 薬でしか平常心を保てない
そんな私が みんなといていいのかな




さみしいこと 人の重い感情
そんなものに怯えて 今日はいけなかった

今日はなんだか
とても 弱い日

なんだか今日
私をほめてくれていた
あなたがとても とても 懐かしくなりました


あなたのために
練習していたなぁって

懐かしくなりました




そしたら少し
懐かしくなりました

寂しくなりました




だけど もう 忘れるしかないんだね