雨が落ちる
雨がおちて 冠が出来る
そのまま流れ落ちて 地にわたり
そしてそのまま もう一度空へ
雨が落ちる
雨がおちて 肌に当たる
そのまま流れ落ちて 頬をつたって
塩辛いものとまざる
息を吸う すってはく
あと何回すればいいんだろう
どうしようもなく 幸せなとき
どうしようもなく 寂しいことをしる
いなくなってしまった人を思い出す
そういえば 私とあなた
最後のダンスもしなかったね
せめて 一度だけでも
誰かに見守って貰って 踊りたかった
混乱で頭がいっぱいだった
誰かに祝福されて あなたと踊りたかった
本音をいえば つらかったんだ
いつか誰かに祝福してもらえるように
頑張らなきゃいけない
その残酷さに 心が痛んだんだ
どれだけあなたが 私を支えていてくれたか
身をもって感じたんだ
うらやましいと思う自分が汚い
誰かの叶わない夢を叶えてる自分が醜い
でもどこかで私の夢を叶えてくれた人がいる
夢番地を思い出そう
そうすれば 少しは悲しくなくなるかもしれない