白昼夢をみた

もう二度とあなたにはメールしません

と、そうかかれたデコメール

ごめんな

と、一言綴られたメールが


大介から届く夢をみた



異常な程リアルだった



飛び起きて着信箱をのぞくと

昨日と同じ、「いい夢見ろよ」のデコメール

深夜二時、きっと急の着信に起きてくれたんだね

寝ている時間を見計らってメールしたのにな


安心して言葉も出なかった




私 本当にあなたが好きだったんだ

ふと、思い出します

まだ二日しかたっていないのに ふと、思い出します


あの河原の景色 ふざける私を笑ったこと

橋の下 手をつないで寄り添っていたよね


駄目だ あの日みたいに天気がいいから

あなたの着信箱 今日は消せないや

あなたがアドレスを変えないままでいるようだね





はやく、かえってきてよ

恋人でいろなんていわない

そこにいてくれればいいんだ


今日は 大阪は暖かいよ

あの日のように天気がいいから


あなたを忘れることは 今日はちょっとやめておくよ