それはとても あたたかいものでした
それはとても やさしいものでした
それはとても しあわせでした
いつでもあなたは精一杯で 私の幸せを祈ってました
今度も私の幸せを祈って そして 別れを告げました
あなたは 私の言葉を信じてはくれなかった
一緒にいれば幸せだといったのに
あなたは信じてくれてなかった
怒った言い方をした私に 泣きながらあなたは何度も
ごめんね を いいました
私は、なにひとつ怒ってないよ と
最後にあなたにそういいました
あなたはやっぱり 泣いて 泣いて
私はとても 幸せでした
あなたの目の前が見えなくなってしまったのなら
今度は私があなたの手をひいて
真っ白でとても綺麗な世界をみせてあげる
私はすべてを信じていて そして世界を綺麗だといえる
私の目からみえる世界は とても優しい
あなたにも見せてあげよう
怖がって足踏みしているあなただけど
何も見えなくてどん底で ただゆらゆらと漂っていた私を
掬い上げてくれたかのように うまくできるかはわからないけれど
今度はあなたの手をひこう
恋人じゃなくてもいい
あなたがいてくれればいい
そのことばをしんじてくれればいい
とても幸せでした それはとても優しいときでした
二人の間に流れていた時は 一生に一度の宝物でした
毎日が楽しくなったのはあなたがいてくれたからでした
あなたが今は何も見えなくても
私があなたの手をつかもう
恋人のように 指を絡ませることは出来ないけれど
その腕をつかんで あなたを引きずってでも
私の見える世界をあなたにみせてあげたい
優しいあなたがどうか幸せになってくれますよう
あなたがもう二度と、愛する人を
信じないことで傷つけないように
あなたの間違いでつけられた傷は
わたしがすべて引き受けてあげるから
そして許してあげるから
この心は叫ぶけれど 痛いと悲しいと
おいでいかないでと叫ぶけれど
だけど許してあげよう あなたが好きだから
とてもしあわせでした
ありがとう だいすけ
あなたがだいすきです
ともだちとしてでも あなたをひとりのひととして
わたしはとてもとても あなたがいて
しあわせでした
しあわせです
やさしいじかんを ありがとう
りょうてにあまる しあわせをありがとう
わすれないよ これからもよろしくね
この心の傷は あなたにつけられた優しい痛みとともに
そっと そっと 海にかえすよ
あいしていたよ いまも ずっと