そーちゃんが電話くれた
そのことがどうしようもなく嬉しかった
昼間は寂しい
寂しかった
でも、もう寂しくない
毎日は、私が思ってたよりも寂しいものじゃなくなった
冷たく横たわっていた時間
起こしてくれる人がいる
さとちゃんがお昼食べた?って
毎日メールをくれる
今日はね、たまごやいておネギいれて
ご飯にかけて、食べたよ
ちゃんと、食べたよ
身長に不釣り合いな体重しか
なくなってしまった私だけど
こんな風に優しい午後をしったから大丈夫
鏡の向こうの
何も入ってないような空っぽの私はもういない
大事なものたくさんみつけた
だいじにしていたもの過去にしようとしている
出来るかわからないけれど、
毎日、少しずつ思い出を掘り起こしては
もう一度鍵をかけて、
思い出の宝箱にしまっている
その最中にそーちゃんが電話をくれた
嬉しかった
誰かの声は暖かい
大切な人の声は暖かい
そーちゃんもDP家族も
わたしの見つけた新しい宝物