我が家の池の金魚は冬でもそのまま冬眠します。氷が張ってもその下でじっとしているのです。しかし、一昨年は例年より寒くて氷が厚かったせいかヒレが凍りついて何匹か死んでしまいました。

 

そこで去年は家の中の水槽で越冬させて、大きな親5匹、その子どもたちが3匹が元気に冬を越し、春になって氷がとけてから池に放して元気に泳ぎ回っていました。

 

ところがある日金魚池が荒らされ大きな親金魚が1匹と子金魚が1匹しか姿を見せなくなりました。

 

周りにはウロコが散乱しています。どうやらカラスに食べられてしまったようです。弱肉強食の自然界の掟なのでしょう。

 

ところが最近になって小さな赤ちゃん金魚が次々に姿を現したのです。親は死んでもちゃんと卵は残してくれていたようです。

 

弱い生き物には個体は死んでも子孫を残す戦略があるのです。そうでなければ長い年月種を維持できる筈はありません。

 

政府はコロナで重症化することのないこどもたちにワクチン接種を推奨し、おとなたちは愛する我が子にワクチンを接種しています。

 

自分たちにはほとんどメリットがなくてもジイジやバアバを守るために我が身を犠牲にして将来何が起きても不思議ではない危険なワクチンを接種しろというのです。

 

これは逆でしょう。

 

かわいい孫には我が身を犠牲にしても元気で長生きしてほしいと思うのが自然の摂理です。本能を忘れた人間という生物種は滅びる運命にあるのかもしれません。

 

馬替生物科学研究所 所長

               第1種放射線取扱主任者
                       馬替純二