今年のラジオ界は激動かつ残念な話題が多かったのではないか、と自分ながら振り返ってみる。


まず、3月に東京・多摩市のコミュニティFM局、エフエム多摩放送(愛称・G-WIND)の廃局。コミュニティ局の中では歴史の古い老舗の部類だったが、不景気の影響で15年の歴史に幕を閉じる。


そして、兵庫のKiss-FM KOBE粉飾決済疑惑&経営破綻、JFN除名。

まぁ、もともと経営は厳しかったようだが、JFNに加盟したことでそれがますます拍車をかける結果になったのかなぁと。兵庫県内の大半は隣接県のJFN系列局を聞けるエリア。

13年築き上げた独自のカラーを捨ててまでJFNに加盟する必要はなかったのでは?

ただ救いなのは別会社に経営が引き継がれたこと。


そして、やっぱりこれが一番かな。ここで何回も触れた話。


愛知国際放送(RADIO-i)廃局。


あれは6月だったかな。9月末で放送終了という告知が出回った。

まさかとは思っていたが、ついに県域(広域)局にも不況の波が押し寄せてきたのかとも感じたな。

コミュニティFM局が廃局になるってのはこれまでも聞いてきたが、県域(広域)局廃局はまさに前代未聞。


国内の民放ラジオ局が初めて開局した地である名古屋。奇しくも県域民放ラジオ局が初めて廃局となった地も名古屋というのは何かの因縁なんだろうか。



そして、これはもうつい最近の話で、九州国際エフエム(LOVE FM)を天神エフエムが放送事業を承継。

これによりコミュニティFM局としての天神エフエムは廃局に。

コミュニティFMと県域(広域)FMは全く別の世界と言われる中で、天神エフエムはLOVE FMをどう導いていくのか。そしてコミュニティFMで築き上げたノウハウはどこまで通じるだろうか。


果たして来年のラジオ界はどうなっていくか。ネットでラジオが聞けるという「radiko」の存在も気になるところだ。


※あくまで自分自身の独断と偏見で振り返ったまでです。