純然たるロードバイクにチューブレスタイヤを使うのは初めてです
マウンテンバイクで初体験し、なかなか良いやん!と感銘を受ける

キングジデコ(グラベルロード)でまた違う種類のチューブレスタイヤを経験し、チューブレスタイヤはアリ寄りのアリじゃなくて大アリじゃないか?と思うに至る

先日のライドでパンクや走行不能を運よく避けれましたが、そうなってもおかしくない何かを踏んでしまってタイヤが裂ける(Madone SLRのクリンチャータイヤ)
まだ3500kmくらいしか使ってないのにもったいないのぅ…
運悪い人は200km未満でサイドカットおきてしまってタイヤ使えなくなる人もいらっしゃるから3500km使えただけ幸運か…
なんて言い聞かせながら、この機会にチューブレスタイヤ使ってみようかと決断

先週、年初ライドで中村軒までいきました
この時、初体験
チューブレスタイヤむっちゃいいやん!という経験をしたのですが…
不確定要素が多かったので明言は避けてましたが、実はいろいろあったんです。

まず、行きは良かった。
さくらであい館超えたあたりからちょっとおかしかったんですが概ね良かった。

中村軒で食事を摂り、記念撮影などしたのち帰るのですが…
そこで妙にマドンが重い。
向かい風がある淀川河川敷(とその周辺)とは言ってもその日は向かい風があっても知れてる強さだったんですよ。
普通に巡航32km/hで延々走っても帰れそうなくらいの向かい風。
さすがに約50kmを私の脚でその巡航速度を保ったまま休憩なしはしんどいですけどねw

それなのに30km/h維持するのがきつかったんですよ。
マドンでこんなの初めて。
マジか…年末年始の間はまったく自転車乗れなかった(約2週間)ので、そんなに衰えたのか?
そんな不安も持ちつつ、走る。
医科大まで帰ってきた時にかなり疲弊してました。
そしてクランクをまわす脚が非常にせせこましく感じるくらいには疲れてました

てっきりサドルがさがっちゃってポジションがおかしくなっちゃったのが原因だろうか?なんて思ったんですよね。
ちなみにこれは半分正解でした。
ショップまで帰ってきて、店長に相談してサドル高さを上げてもらいました。
ショップから自宅まで帰る間はそれで少し楽になりましたが、それでもやっぱりまだマドンが少し重たかった。
つまり、完全解決に至ってなかった。

コーナリングのフィーリングなども非常に良かったんですが、クランクを回す脚に感じる負荷を考えた時にどうも私自身の体力や筋力、ポジションの問題だけではない気がしたんですよね。

おかしいと思った時は機材を疑え

これにピンときて、まずは装着したタイヤであるPirelli P ZERO RACE TLRの仕様を調べました。
そこで空気圧の件を再度認識しました。
その時、6.6Barで走ってたんですよね。
ピレリの公式リストでは26cのタイヤ幅はリム幅19cの時に7.1Bar
リム幅21cの時はそこから0.3Bar引いて運用してくださいと書いてあります。

ん!?

うちのRSL62はリム幅23cあるよ。
P ZERO RACE TLR 26cはリム幅23c推奨してないのか!?
それでタイヤプロフィールが設計上の理想から外れてあのようなしんどさに繋がったんだろうか?という疑問が頭に浮かびます。

店長に電話で相談するも、店長もこういった組み合わせはそのお店では初めてだったんで他のケースを知らなくて「メーカーが推奨してないっぽいなら、いかんのかも知れませんが…23cリム幅に26c(もしくは25c)タイヤを装着した例は他銘柄ではあるので難しいところですね」という感じ回答でした。

妻のドグマならRSL37(ホイール)使っているのでリム幅21c。
最悪、私のマドンでこのタイヤが使えないとなっても妻のドグマに流用できる。
そうなったら私のマドンには28cを入れよう。
まーた3万円飛ぶのは痛い出費だけどwwwwww

なんて割り切りつつ、自転車部屋に行ってマドンのタイヤを触る。
おや…
もう空気圧ほとんど残ってない。
先日のライドから二日も経ってないのにこの抜け方はおかしい…

車輪を空転させてシーラントがまんべんなく行き渡るように前後輪をしつこく回す。
空気を入れる。
5.0Barくらいで落ち着くが、6.5Barくらいまで入れたら空気入れながらその手を止めると空気圧が目減りしていくのが目視できるくらいの速度でじわっと空気圧が落ちるのがわかるw

やべぇ、空気圧こんな状態だったんか。

そこで💡閃きました。
そうか、さくらであい館からの帰路であんなにマドンを重く感じたのは空気圧が足らず転がり抵抗がむっちゃ増えた可能性は否めないな。
そんで自転車用とは言え、最近のチューブレスタイヤってタイヤ剛性すごないかw
空気圧そんなに足りない状態でもしっかり走ってたなw
なんて変なところに感心しつつ、なんとなく原因が掴み出せてきました。

次のライドで、空気圧をできるだけ適正保てるように管理してフィーリングを確かめよう。
それでも解決できなかったら、タイヤを28cに買い替えないとな。

そんな事を考えながら、昨日の朝ロードバイクの準備をしていて驚きます。
空気圧が5.0Bar以上上がらない。
上がるんですけど、抜ける勢いが増している。
あれから毎日車輪を空転させていたんですが、まだ足りなかったようです。

車輪を空転させ、空気を入れる。
これを複数回試していると、5.5Barくらいで落ち着くようにはなりました。
それで待ち合わせ場所のショップへ行く。
ショップで空気入れを借りて空気圧を確認。

なんと、わずか2kmほど走ってるうちに3.5barまで空気圧が落ちている。

店長に顛末を報告しながら車輪を空転させつつ空気を入れるも、やっぱり抜ける。
店長「追いシーラントを前後輪20ccずつやりましょうか」
と提案いただき、朝のライド出発前にバタバタして申し訳ないですがシーラントを足してもらう。
そして空気圧を充填。
すると、リムとタイヤのビートのあたりからシーラントが一定の間隔くらいでちょっと噴き出すw

あー…なるほどね。
その場に居たみんなが瞬時に理解しました。

リム幅23cにP ZERO RACE TLRの26cだとビートが拡がり過ぎて密着力が足りなくなる可能性があるんだ。
他銘柄でも同様だろうけど、こういうのって個体差が大きく絡むんですよ。
なので今までは偶然にも私と同様の症状がショップでは出なかった。
出なかったので「使える」という認識になってしまって、それを調べたり疑うって事が意識の外になっちゃったんですね、たぶん。

ちょっとシーラントが噴き出しましたが、噴き出したところでちょっと安定した。
そこで5.5Barくらいでも十分に走れる(ダウンヒルがんがんに行くのはちょっとアレでしょうけど)ので、とりあえず走ってみよう。経過観察しながら。
無理なら引き返そう。って事で通称中橋ローソンまで走る事に。

思いのほか、楽に走れます。
5.5Barくらい入っていたら、あんなにマドンが重く感じるほど転がり抵抗が増すって事はない事がこの体験でわかりました。
あと、サドル高さを上げたのはむっちゃ効果的でした。

中橋ローソンでタイヤを触ってみると、それでもやっぱり空気圧が若干下がっている感じがしました。
特に後輪。
前輪は大丈夫っぽい。

カフェ・マンナまで行ってみることに。
雨降りそうですが、せっかくここまで来たんだし行きましょう!と提案してそこまでライド。
山の方は天気が変わりやすいんで、他の方も走りたいけどその日はカフェ・マンナくらいで終わった方がよさそうですねっって感じで合意してくださいました。

カフェ・マンナまで無事に到着。

カフェ・マンナには空気入れがあるのでそれを借りて再充填。
カフェ・マンナ到着時は前輪は5.0Bar残ってましたが後輪は3.5Barくらいまで落ちてました。
再度、充填すると6.5Bar超えても空気圧が下がらない!!!
おおっ!!
シーラントが馴染んだようです。
走行中に落ちる空気圧のことも考えて、6.8Barくらいまで高める。

そこからの帰路はパラダイスでした…。
5.5Barでも空気圧が足りてないんですよ。私の体重だと。
それで転がり抵抗が増している状態で、今まで慣れたクリンチャータイヤくらいの走行感覚で走れたっていう事実ですよ。
そこから理想的な空気圧まで高められたというあたりで想像してください。

むっちゃグリップが良い美点はそのまま。
転がり抵抗が低いんですよ。
川西市から大阪市内へ帰るルートは、基本下り基調だとは言えほぼ平坦に近いところでもクランクを回す脚を止めても実に長い時間、速度を保ちます。
そんなにしんどい程ではないにしても、川西市から大阪市内へ帰るルートも多くは向かい風の中走るんですが、それでもそのようなフィーリング。

非常に前置きが長くなりましたが、このようなケースの場合このような解決に至る例もあるという事を伝えたかったので長々と書きましたw

結論をまとめると
・チューブレスタイヤは良い。物凄く良い。
・転がり抵抗が低い。
・クリンチャーよりグリップする
・下りのコーナリングの安心感が凄い。
マドンという機材のおかげでクリンチャータイヤの時でも安全だと思えるマージンをかなり残した状態でまわりの人から「下りで速度の出し過ぎは気を付けてね」って心配されるくらいの速度で下れるんですが、それをさらに速度上げてもいけるくらいさらに限界が高まりました。
おまけにギャップにもさらに強くなってます。
ISO SPEEDと相まってその限界の高さは私のような素人でも舌を巻くほどです。

デメリット
・空気圧が安定しないと上記メリットの恩恵からはほど遠いフィーリング
・まめな管理が上記の天国のようなフィーリングをもたらすので忙しくても毎日車輪は空転させますw

※相性の問題
今回は、追いシーラントを加えて安定したっぽい結果に。
今後の経過観察も重要です。
基本、ワイドリム化されつつある業界の流れ的に。
リム内幅に適正なサイズのタイヤ幅を持つ製品をセットした方が良いですね。
今回、私が選んだP ZERO RACE TLRならばRSL62のようにリム内幅23cのホイールには、28cのタイヤを入れた方が良いですね。
次はそうしますし、経過観察でやっぱり空気圧安定しないな…ってなったらそうします。
自分が使いたいタイヤ銘柄ごとに、適正なリム内幅とタイヤ幅。
そして空気圧なども入念に調べて運用なさってください。

長々と長文書きましたw
ここまで読んだあなたは凄い。
みなさん、良きロードライフを!

KingzydecoはメインコンポーネントをシマノGRX800(アルテグラ相当)で組んでます

フロントチェーンリング42T

リアスプロケット11-32T(アルテグラ)

という構成になっています。

スプロケがなんでロード用の11-32なの?って話は、単に店長の発注ミスですw

とりあえず、走れないよりはそれで乗ってみようかという事でアルテのスプロケを買いました。

平坦から緩斜面を走る場合は、ギアの繋がりが良くて結構いいフィーリングです。

ただ、登りになると登りが苦手な私は苦戦します。

42÷32なので、36÷28よりもちょっと男前なギア比。

それでも、キングジデコとSCOPEのホイールが性能良いのか結構登ってくれますけど、勾配10%超を延々と登るのはつらいですw

 

そういう構成でも、北摂の本当に厳しいところを除けばだいたい困らずに走れるし、良いトレーニングになるので楽しく乗っています。

そんな時に、他の人は純然たるロードバイクに乗っているので巡行についていくのに必死ですw

フロントが42Tしかないので、結構トップギアまで使っちゃいます。

 

マドンでもトップギアに入っちゃう時があるのですが、キングジデコほど延々とトップか二枚目のギアで踏んで踏んで踏みまくっていく…というシチュエーションは私が貧脚な事もあって滅多にないのが実情です

なので、トップ11Tや二枚目の12Tを延々踏んだのは初体験なので、その辺の印象を書きたいと思います。

 

マドンでトップ付近踏んでる時も「おや?」とは思ったんですが、マドンではあまり気にならなかったんです。

それが何故なのかはわかりませんが、キングジデコでは「やっぱり?」って感じました。

 

11Tとか12Tで踏んでいくと、独特な感触を伴います。

ごろごろごろごろ…とは違うな、ぐるぐるぐるぐる…って感じでしょうか。

なんて表現したらイイんだろう。

速度は出せますが、13Tとかで踏んでるより明らかに効率が良くないような気がします。

使えない事はないので使うんですけど、やっぱ効率が良くない気がします。

 

この辺がフロントシングルの弱点か…と、思います。

使えるギア比がやっぱりかなり下寄りなんですよ。

下りとかで踏んでいくなら、まぁまだマシなんですけど。

 

フロントシングル組む時は、チェーンリングを50T以上で組める「脚」や「身体」を作らないといけないなぁって思いました。

タイヤが重いグラベルロードでロード乗りの人たちの巡行についていこうとすんなよw

って話しはおいといてw

 

ロードバイクでもたぶん、同じです。

ガンガンに踏んでいけるようになって、トップ付近を使えるようになると同じ悩みを持つんじゃないでしょうか。

それでチェーンリングを52Tや53Tや、最近純正でもリリースされた54Tとか。

どんどん大きくなっていくんじゃないでしょうか。

 

他のモデルでも経験していけば、より確実にわかるんですけれど今のところはキングジデコでそれを体感しました。

 

マドンのチェーンリングも大きくしたいなって思って、価格を調べると8万円超えてますw

33000円時代に買っておくべきだった…。

わずかこの二年の間で値上がりしすぎですわw

AXS用のプロ支給サイズの52T以上の大きいチェーンリングクランクキット(専用のFD付)がリリースされた当時は12万円という価格でしたが、チェーンリングだけで8万円している今のタイミングだと恐ろしい値段に跳ね上がっているでしょうね。

仕事が忙しいからそのうち…なんて考えていたらこのざまですよw

あの時に衝動買いしておけば良かったなぁ。

 

今は52-36T相当の48-35Tを組んでます。

48は回しやすいんですけど、やっぱり軽いんですよね。

 

8万円も払って50-37Tに買い替えるなら、大きな出費を伴いますがビッグチェーンリングキット導入しようか。

どうしようかと悩んでいます。

 

キングジデコの方は、チェーンリング大きくしたくてもグラベル用の太いタイヤを納める為にチェーンステーが独特の湾曲形状を形成している為に、42T以上は通常セオリー通りに普通に組むとチェーンステーとチェーンリングが干渉します。

フロントダブルにすれば、チェーンリング大きくできるんですけど…

グラベル道を走るなら無用なトラブルを避ける為には、やっぱりFD無い方が良いんですよね。

走行中にフロントタイヤが巻き上げた小枝などがFDに噛みこんでしまって…というケースがあり得るからです。

そういうリスクを考えると、走る機会は少ないとはいえグラベルロードをグラベルロードらしく楽しむならチェーンリングは42Tが最大サイズなんですよね。

 

そこはもう割り切って乗っていくしかないかな…なんて、調べてあらためて思いました。

 

キングジデコ自体は、本日もちょっぴり乗りましたがやっぱり楽しいモデルです。

今後も大事にしていこうと思います。

個人的に、趣味で乗るなら維持・管理しやすいクリンチャータイヤで良いじゃないか。

そういう風にずっと考えていたんですよ。

ロードバイク始めて早いもので四年が過ぎました。

その間にいろいろ経験した事で少しずつ考え方が変わっていきました。

 

まず、パンクしにくくなったと言われるクリンチャータイヤ。

本当にそう思います。

ロードバイクを始めた2018年頃でも既にこの傾向が強くなっていたとは思いますが、体感として2018年よりは2020年以降に買ったタイヤの方がよりパンクしにくいんじゃないだろうか。って体感しております。

先日のマドンで走行中に何かを踏んじゃって、タイヤが裂けそうなリスクがある程度にタイヤが切れちゃった!

中からチューブがたこ焼き形状に飛び出し掛けていた…って事でタイヤ交換になったんですけど、その傷を見た時に「よくこれでパンクしなかったなぁ!」と感心したものです。

タイヤ代は痛い出費ですけど…w

銘柄はPirelli P ZERO ROAD 26cです。

最近のタイヤって本当に凄いと思います。

 

それとは別に以下の体験が私の考え方を変えていきます。

まず、一昨年の年末にマウンテンバイクを購入。(TREK Procaliber 9.5)

これでBontragerのチューブレスタイヤを初体験する。

ノブ付きのオフロード用タイヤなのに、舗装路でも走りやすい。

未舗装路に至ると水を得た魚のように走る。

気密性も高く、まるでクリンチャータイヤか!?と勘違いしそうになるほど維持・管理が楽。

Bontragerは「30日間まんぞく保証」というのをやっているので、製品の当たりハズレは完全には防げないものの、自社が打ち出している保証の関係でユーザーに不満を抱かせる結果をなるべく避けないと儲けにならない。

…なんて私が妄想する程度には、そういう背景もあってか非常に高い品質を保っているなぁって思いましたねw

 

この経験が後押しして、グラベルロードにも躊躇なくチューブレスタイヤを導入しました。

昨今のコロナ禍などの影響により、Bontager製品がシャレにならない値上げを繰り返しているのでPirelliにしました。

Pirelli CINTURATO GRAVEL classic Hというタイヤです。35cを導入。

これもまた良い体験となって、よりチューブレスタイヤへの心の抵抗がなくなっていきます。

 

しかし、チューブレスタイヤには以下のデメリットがあります。

幸運な事にリムとタイヤの相性はバッチリ!な組み合わせですが、こういう体験をしました↓

・空気圧管理はクリンチャーの半分くらいの期間で実施

→空気圧が抜けにくくなったとは言われているチューブレスですが、それでも3~4日間の間隔くらいで空気圧再充填はやったほうがいいと思います。3.0BARくらいを維持し続けるようにすると、性能の維持(空気圧の保持力)低下を抑えられると感じました。

 

・乗れない期間が続く場合は、タイヤを空転させないといけない

→1~2週間乗れなくても私の場合は大丈夫でしたが、それでも「だからと言って空気圧充填だけ繰り返していると」シーラントが偏ってしまって空気圧保持力が低下する場合がありました。

空気圧再充填する間隔くらいで、空気入れるついでに前輪や後輪を少し空転させて回転し続けさせるとシーラントが行き渡って空気圧保持力を維持しやすくなると体感しました。

 

※ただし、マウンテンバイクは違います。

馴染むまでちょっと時間かかりましたけど、今ちょうど良い塩梅なのかクリンチャー運用並みに空気圧再充填とかサボっていても空気圧保持力が保たれています。

Bontragerのタイヤ、ひょっとして凄いんか!?なんて今は思っています。

明日の朝あたり、タイヤの空転はさせようと思っていますがそれ自体も3週間ぶりくらいです。

 

以上のことから、確かにクリンチャーよりはひと手間増えるけれど

タイヤのお値段が上がっちゃって、クリンチャータイヤもチューブレスタイヤに近しいお値段まで到達しています。

…あ、最近はずっとPirelliのタイヤ使っているのでP ZEROなどの話題として読んでください。すみません。

P ZERO ROADで12000円くらい。今のお値段知らないんですけど、昨年見かけたお値段はそれくらい。

P ZERO RACE TLRで15000円。

これは本日装着してもらった時のお値段なので、各店舗で多少の値付けの差はあってもそう大きくは違わないと思います。

お値段の差、3000円

標準のチューブ(一本110gくらいのブチルチューブ)なら、定価買いで950円くらい?でしょうか。

Bontragerのライトウェイトチューブ(一本550gのブチルチューブ)だと、私が最後に購入した昨年9月くらいの時のお値段で一本1480円だったでしょうか。

今は随分と値上がりしているみたいですが、1500円とします。

もっと軽い軽量チューブだと(一度膨らむと戻らなくなるあのチューブはなんだったかなw)一本、5500円とかします。

 

そうなると、チューブレスと変わらないかクリンチャーの方がチューブ込みで高い。

そんな事に今はなってます。

 

じゃあ、ちょっとチューブレス体験してみても良いんじゃないか!

って思えるようになったんですよね。

純然たるロードバイクの方でも。

 

本日、マドンにPirelli P ZERO RACE TLRを組んでもらってお店から自宅まで帰っただけですが…

正確にはあまりにもフィーリングが良かったので寄り道してますけどw

とても良かったんですよ。

今までチューブレスの経験がマウンテンとグラベル以外なかったか?と言われると少しだけご厚意でちょい乗りさせてもらってある事はあるんですけど、やっぱり勝手知ったるマイバイクでの比較とは違いますねー。

 

明らかに変わりました。

乗り心地が良いのは間違いないです。

ただ、乗り心地が良いのは結果論であってそんなに重要ではない…というと、誤解を招きそうですけどそれ以上に大事な要素としてしなやかにグリップします。

グリップ力が半端ないような気がします。

街中走行なので速度出せないし、出さないので絶対的なところはわかりませんけど、なんかそんなフィーリングに満ち溢れてます。

副次的な効果として乗り心地が良くなってます。

乗り心地は絶対的に悪いよりは良い方が良いのは間違いないんですけど。

 

そして、交差点などでコーナリングした時に鼻血が出るかと思うほど良かったです。

しなやかなのに横剛性が高い。

文字にすると何いってんだコイツ。って感じで意味不明なんですけど語彙力がなくてすみません。

 

ヒルクライムとダウンヒルを含んだライドに行って体験しないとなんとも言えないんですけど、ちょい乗りした時の印象はこんな感じです。

耐パンク性能や実際にどうなのか?

というのを含めて運用してみて、今後はロードバイクもチューブレスにするかどうかを判断していきたいと思います。

 

そして、乗ると楽しいですけど出番が減りつつある…

休みがもっと取れたらいいだけなんですけどねw

エモンダにはクリンチャーをそのまま使おうと思います。

時々、乗り比べる事で違いをよりはっきりと体感できたらなー…なんて思います。

フレームもホイールも違うから厳密な事はわからないにしてもですけれどw

 

チューブレスタイヤは維持・管理でクリンチャーと比較してひと手間増えますけど、今のところはメリットの方が大きいと感じています。

チューブレス導入してみたいなー…でも、どうしようかな?

なんて悩んでる人の参考になれば幸いです。