写真の容量の関係で画像を簡単にアップできないのは面倒ですね…w

 

※画像を足しました。

チェーンリング50T

スプロケ 10-46Tの13速です。

 

 

Kingzydecoに組んでいた、グラベル用のSCOPE R4.Aにグラベル用のPirelli cinturato gravel H 35c

です。

このグラベル用のタイヤでしばらく楽しんだ後、タイヤのみロード用に変更する予定ですが意外とこのままでも楽しかったw

Gen8のISO FLOWは乗り心地にも効くので定評がありますが、そこへグラベル用のタイヤを組むと正にハードテイルのMTBくらい…というと語弊が生じるかもですが、そんな感触を得られるくらいには快適に走れます。

そしてこれが最も意外だったんですけれど、思ったよりも重く感じずにスイスイ車速を上げれたのは意外でした。

追記おわり

 

それはさておき、術後の経過も良く

まだ自転車に乗って良いとは言われてませんが、ちょっと乗るだけなら良いだろと思い

少しだけ乗りました。

 

久しぶりに乗るロードバイクは本当に気持ちいい。

むちゃくちゃ暑いけれど、それすらも気持ちいい。

早くちゃんとコース走れるように回復しなきゃ。

 

なんて思いつつ、ショップに到着。

 

そう、頼んでいたSRAM 新型XPLRが届いたんです。

散々悩んだんですが、UCIの技術規制の発表を受けて「いつまでSRAMは販売してくれるんだろう」と不安になったんですよね。

こういうの、せっかく組んだパーツが勿体ないから(それは真理)…という気持ちで、もうちょっと使ってから!

とかやってると、欲しいと思った時に買えない。

なんて経験をした事があるので、今回は思い切って購入に踏み切ったんですよ。

外したRED D1は、確かに勿体ないけれど。

買い手がつかなきゃ、Gen6 Madoneや、F12 Dogmaのスペアパーツとして置いておけばいいし。(私自身の気持ちを整理する為の言いきかせw)

 

って事で思い切って購入したんですよ。

 

チェーンリングは50T

前から50Tで乗ってみたかったんですよね。

今回ので調子よかったら、Gen6などのチェーンリング交換時期が来たら50/37Tに交換しようかと思います。

 

スプロケは10-46Tで13速なんです。

 

元々使っていた12速のスプロケのギア数と一緒にメモ代わりに置いておきます。

私自身の忘備録も兼ねてw

 

10-33Tスプロケ(12速)eTAP AXS 10-11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-33

 10-46Tスプロケ(13速)新型XPLR 10-11-12-13-15-17-19-21-24-28-32-38-46

 

こういうギア構成になります。

14Tがないのは、慣れたらシマイだと思って割り切ります。

10~28Tのギアは、2xの時にアウターで踏んでいく感覚そのものです。

32~46Tのロー側3枚は、32に関してはアウターローそのものの感覚。

それ以降の二枚は、インナー側に落とした時のローギアに非常に近しい感覚で乗れる。

 

つまり、文字にするとそのまんまでしかないんですけど。

フロントシングルなのに2xと同じ感覚で、前側の変速をせずにインナー側のギアも使いながら走れる。

文字にすると、正にそのまんまでしか表現できないんですが。

これを実際に乗るとむちゃくちゃ感動しますよw

とってもすっきりとした乗り味。

 

元々、シャドーデザインを取り入れた以降のシマノはRDのバネレートが高くなって

それが原因でちょっとフィーリングが個人的には好きじゃなかった。

これを書くと荒れるかもですが、イチ素人の好みの問題として書いておきます。

他意はありませんので、悪しからずです。

それが、eTAP AXSに組み替えて乗るとドライブトレインが非常に静かだと感心したんですよね。

そんなeTAP AXSに慣れた身でさえ、今回のフロントシングルはさらに振動などが減って静かに感じるんですよ。不思議。

 

これがダイレクトマウントが成せる業なのか。

素人だからわからんです。

しかし、乗っていて非常に好ましい感触。

 

そして、変速が遅いか速いかで言えば

そんなのどうでもいいと思えるくらいに、変速の質が変わった。

変速が遅いだの速いだのに「拘り過ぎると」今後は取り残されるのかもしれないな…なんて思いを馳せてしまうほど、なんだか変速の様子が凄い。

静かに、確実に変わります。

それも一段一段変わるんじゃなくて(MTB用のEagle T-TYPEのような大トルクを想定した制御と違って)ロード用に特化した制御のおかげか、どこでも速やかに変速スイッチを押した瞬間に変速が終わってます。

これがデュラエースと比べて遅いか速いかは、もうどうでもいいと思えるくらいに変速が決まる。

 

使ってみた感想を簡単にまとめると、まずは走り慣れた北摂などで登り下り混合のコースで走ってみないとなんとも言えませんのは悪しからずですが、それでも走り慣れた近所の道を走った限りで今までのモノと比べると

今までのモノでも十分以上に確実で素早い変速を実現しています。

それは、シマノは勿論のことでSRAMも問題は全くないレベルで変速を実現しています。

しかし、ダイレクトマウントを体験すると見方がちょっと変わります。

 

それは、確かに凄い技術で変速を実現していたのは間違いないんですが

従来の構造で出来る限り様々な技術を駆使して、無理やり(ではないんですが、そう感じちゃう)素早く、なるべくショックなく変速する工夫がなされていた。

そう感じてしまうんです。

 

UDH規格に対応したフレームにしか使えないのは、構造的にしょうがないですけれど。

こういうのがもっと手頃な価格で普及すれば自転車業界もどんどん変わっていくだろうに。

という風に、実際に乗ってそう感じました。

 

文字にするのが難しい、普通じゃない普遍性と言えば伝わるんでしょうか。

 

そして、体感しやすい方向としてはアウターで乗っていて急な登りが来ても

フロント変速せずにリア変速だけで快適にインナーロー的な使い方ができる。

登りが終わって加速する際に、フロント変速してないのに(フロントシングルだから当然なんですがw)

淀みなく車速を伸ばしていけるんです。

アウターで踏んでいく感覚そのもので、踏んでいけるんです。

チェーンリング50Tだから、そりゃそうなんですけれど。

 

文字にすると伝わらねぇ自信しかないw

 

なんだか、とてもすごく変わりました。

そして、前側が異常に軽くなった。

 

手術も絡んで二か月以上も自転車に乗れずに鈍った身体なのに、意外と高いギアで巡航してました。

上三枚まで使いかけていたと言えば伝わるでしょうか。

それくらいスムーズに加速していけます。

タイヤはKingzydecoに使っていたグラベル用H/TのPirelli cinturato gravel Hの35cです。

ホイールはSCOPE R4.Aです。

そう、RSL62よりも重い構成。

それで非常にスムースネスに走れたんですよ。

スプロケ付け替えるの面倒だけど、RSL62でも試してみたくなりました。

 

今度のSRAMの1xシステムは凄い。

スプロケも、REDは高かったのでFORCEで買いましたがこんなに大きなギアで13速もあるのに346gと重量が抑えられていて、スプロケそのものもそんなに重くないのが凄いです。

これがREDになると、10-46Tでも288gまで軽量化されて凄まじいの一言です。

ちなみに、10-33T 12速スプロケは212gしかありません。

シマノのように、ギアがバラけない一体型のスプロケなので維持費が…と心配されるかもしれませんが、私自身の使い方でシマノのスプロケは摩耗して交換した事がありますが、SRAMの10-33Tスプロケも48/35Tのチェーンリングも未だに交換せずに使えています。

使い方や維持の仕方で一様に言えない難しさはあるものの、私個人で限って言えば倍の距離走ってもまだ使えています。

それはチェーンも同様です。

なので、維持費で考えてもSRAMの方が部品代が高いとは言っても、ランニングコストで言えばそう変わらないのが実感です。

だからといって手放しでおススメはしません。

SRAMが苦手できちんと組めるショップさんが少ないと思われるからです。

 

ちゃんと組めるショップでお世話になるなら、SRAMはもはや二番煎じなメーカーではないと個人的にはそう強く思います。