年末あたりから店長にお願いして組んでもらっていた手組ホイールがあります。
DT SWISSのRR421というASTM2カテゴリーのリム(オールロード=グラベルロードに適している)を使って組んでもらってました。
ASTM2カテゴリーの為、ロード用のモノに比べると強度が高い=ちょっと重いんですけど、アルミリムかつ偏心リムなんですけど、リム一本あたり公表重量が430gという事でそんなに重くもないのが美点なんですよね。
12月のライドでマドンの前輪で何かを踏んじゃって、パンクは避けれたけれどタイヤのトレッド面とサイドウォールの境目?あたりが切れちゃって、ライド先からショップまで帰ってくるのは帰ってこれたけど「安全の為にはもう乗らない方が良いでしょう」
という結論になりまして、タイヤ交換を決断するも肝心のタイヤがないw
そこで、画像のように手組ホイールのうち先に完成していた前輪をマドンにセットして自宅まで帰りました。
その後、マドンにP ZERO RACE TLRを組んでもらってチューブレスになった。
そういう流れです。
そんで、後輪も組めて料金の支払いは先に済ませておいたんですけど年末年始でちょっとバタバタしていて、なかなか受け取りに行けなかった…というのが実情なんですよ。
昨日、やっと仕事の合間抜けてホイールの受け取りにいけました。
帰宅後、早速キングジデコに…組まずに、まずは妻が乗るJAMIS RENEGADE S5に組んでみました。
キングジデコとレネゲで運用できたら面白いだろうなぁ!という構想が元にあったので、まずはレネゲに。
妻の乗るレネゲはSORA組みが純正アッセンブルなんですけど、購入時にGRX600のフロント1xで組み替えてもらっています。
その為、まるっきり純正状態よりは1kg…は言いすぎにしても、結構な軽量化にはなっていると思うんですよね。
それでも手で持った感じはウチにあるTREK Procaliber 9.5(マウンテンバイク)と似た重さ…というか、若干まだレネゲの方が重いかも?なんて思っちゃうくらいの重量でした。
Procaliber 9.5がMTBの割に軽い…というのはあるんですけどね(ぎりぎり12kg切ってます)
画像の手組ホイールを前輪も後輪も交換します。
まずは前輪。
組んでから前輪を空転させます…スルスルと無音で回ります(!)…
なんという幸運でしょう。
JAMISの純正ホイールと、今回のホイールのディスクローター位置がコンマ1㎜も誤差がないという幸運ですよ!?
めんどくさいキャリパー位置のセンター出しせんでいいんやwと内心ガッツポーズ。
あれ、ツール使っても沼る時ありますからね…
そして、後輪側もサクッと装着。
空転させます…スルスルと無音で回ります(!)
なんと、後輪側も幸運な事に干渉なしです!
ラッキー…なんというラッキー。
そして、変速してみます。
カチャカチャと変速ぐずるギアもなし。いまのところ。
RDの変速調整もなし!?
なんという幸運でしょうw
DTのハブとフルクラムとかのハブとはスプロケ位置が微妙に違うので、毎回RDの調整しているんですけど
それ以外の他社ハブ同士ってそんなに寸法違わないんですかね?
そんな疑問はおいおい解決していくとしてw
写真はうっかり残せてませんが妻のレネゲに手組ホイール装着完了。
側面から見た状態は、割とカッコいい。
黒スポークなのにあえてアルミ色のアルミニップル(DTのスクオルクスプロヘッドニップル=偏心リムなので選択肢がなしw)で組んだんですけど…まぁ色こだわらんス!って返答して組んでもらったんですけどw
割と悪くない。
リムのRR421ってステッカーと合わせて悪くない。
正面からみると、グラベル用の太いタイヤに対応したフォークとホイールとタイヤの隙間がおっきくてスッカスカw
この辺、どう拘るかによりますね…
個人的には街乗りメインの使い方するんだったら、グラベル用タイヤ(乗り心地は抜群ですけど)に拘らなくてもアリじゃないか?とは思います。
組んでるタイヤはPirelli cinturato velo 24cです。
なんでかっていうと、値上げ前の在庫品で7200円だったんですよ。マジで。
今はこのタイヤ13800円もします。
タイヤ一本あたり6600円も違ったら、26cや28c組みたいと思いつつも…とりあえずは24cでもいっかw
って考えちゃった私を許してください。
前輪で使った事がありますが(冒頭の写真ですw)結構、良いんですよね24cでも。
チューブレスの威力でしょうか。
妻に乗ってもらって、別の用事を片付ける為に軽くサイクリング兼ねて移動します。
妻が機材にはあまり興味がない(知識がない)から私からの感想は期待せんといてやw
と言ってましたが、こぎ出しから「軽い!楽だわ!!」と喜びの声が。
妻が通勤でよく使うルートをわざと通って用事を片付けにいくと、良く走る路面だけに「意外と元々の太いタイヤ(40c)と比べてこのルートだったら乗り心地に差がないわ…細いのに凄いよね、これって」という感想。
私はエモンダに乗っていたんですけど、エモンダに余裕でついてきてましたよ。
レネゲの純正アッセンブルホイールの重量が調べてもわからなかったんですよ。
ウチにはかりあったら良いんですけど、まぁないんで純粋にどれくらい軽くなったのかトータルはわかりません。
タイヤはWTBのbyway 40cなので一本あたり415g(公表値。このあと、特記しない限り全て公表値です)
チューブは40c用チューブの重量をある程度の製品数調べてみると、だいたい相場は一本あたり170gっぽいのでそれを仮定として計算に組み込みます。
タイヤ+チューブの重量は一輪あたり585g
対して、今回のタイヤはPirelli cinturato velo 24cです。一本あたり290gで割と重量があって驚きました。
オールテレーンに属するタイヤなので、耐久性持たせる為に重くなってんでしょうか。
同じPirelli Cinturatoに属するタイヤのGravel Hという舗装路も考えられたオールロード用タイヤよりも更に舗装路寄りのタイヤが今回のCinturato Veloです。
注入したシーラントは60ccなので、シーラントは水と比較した比重が約0.95くらいらしいので、ざっくり57g
まぁ60gとして計算しても良いですけどw(こんなの誤差の範囲ですしねw)
一輪あたり350g
585-350=235g
一輪あたり、タイヤまわりの重量だけでも235gも軽量化できてます!
これって非常に大きな差ですよね…そりゃ軽く感じるワケだわ。
そんでリムも一輪あたり430gなので個体差含めても17cかつTLR化されたレーゼロなどのリムと比較してもRR421の方が軽いんですよ。これは結構凄いと思います。
RR421はリム内幅19cありますしね。
リムも軽くなってるだろうと思うので、乗り味に影響があっても不思議ではないです。
ディスクローターなんですが、レネゲの純正アッセンブルはテクトロの160-22という6ボルト式のローターがセットされてました。
これが調べてみると案外軽くて129g
今回の手組に組んでいるマドンから外したSRAM XR LINE 2peaceローターと重量は一緒なんですよねw
フローティングローターじゃないんで、冷却性などは随分違うでしょうけど価格差を考えたら消耗品として割り切って使うならテクトロのローターも侮れないじゃないか!?と、ちょっと考えちゃいましたねー。
今後は同じローターのセンターロック式を買わないといけませんけど。
SRAMの先ほどのローターは一枚15700円もするんですよ…値上げしすぎだろ!死んでしまうぞ!!
それに対して、テクトロのローターは正規で扱っているお店がなかなか少ないんですけど、どうも国内流通価格は現在2300円くらいみたいです。
2300円でEKARローターより軽いならアリっちゃアリ?じゃないでしょうかね。
見た目は完全にEKARローターの方がカッコいいのは否定できませんけど。
個人的にはEKARローター好きなんですけどw(製造は安心のマグラ製ですし)
なので、ローター方面での軽量化は残念ながら実現してません。
JAMIS RENEGADE S5の価格(13万円)を考えると…純正アッセンブルの製品たちが割と悪くないってのに驚いています。
タイヤがbywayってだけでも破格じゃないですか?マジで。
なので純正状態でも欲張らなければむっちゃ素直に走ります。
JAMISが設計するフレームやフォークも良いんでしょうけれど、bywayというタイヤも良いんだと思うんですよね。
値上げ後の現在がいったいお値段いくらになっているのかは知らないんですけど、JAMIS RENEGADEはアリじゃないでしょうか。
--------------------------------------------------------
レネゲがまたひとつ面白くなりました。
今度は、キングジデコにも組んでみようと思います。
その際、レネゲにはキングジデコで使っているSCOPEを装着してみようと思います。
今後が楽しみです!