先輩のEmonda SLRのシェイクダウンライドに行ってきました。

昼からライド仲間のささやかな忘年会がある為、清滝峠登ってくるだけのコンパクトなライドでした。

この時、Madone SLRで行ったんですが行きしなに何かを踏んだ感触があったんですよ。

しかし、パンクはしてない。

ぱっと見も問題なかったので気にせずに乗っていたんですね。

 

清滝峠登って、裏側へダウンヒルして記念撮影。

その帰路で気付きました。

フロントタイヤに大きな切れ込みがトレッド面に入っている。

 

これか…

さっきなんか踏んだと思った感触はこれだったのかもしれない。

しかし、よくパンクしなかったな…と感心するほどぱっくりと切れてます(切り口は6㎜くらいの長さ)

その時はまだ切れてるだけでした。

ショップへ戻ってタイヤが使えるか相談しよう。(パッチなどを裏から貼って補修できるか…など)

 

ショップまで無事に帰りつくことができたものの、店長に相談しようと傷口を上部に来るようにホイールを回転させると…

チューブが傷口を押して、たこ焼き状態まではいかないですけど…

タイヤ終了のお知らせっぽい状況に変化しつつありました。

一応店長に見てもらいましたが、やっぱり使わない方が無難だろうという結論に。

 

P zero ROADを使っていたんですけど、パンクに強いですね~、Pzero。

あれだけ一撃で切れていたら、普通ならパンクしてますよ。

パンクせずに走って帰ってこれただけでもラッキーと思おう。

あと3500kmは使えただろうけれど…w

(タイヤ価格上がってるからちょっと痛いw)

 

タイヤを買い替えようとしましたが、年末セールで割と飛ぶように売れていたという事実と、昨今から続く供給不足の面から欲しい性能を発揮する銘柄の26cや25cが売ってない。

28cも良いけど、28cも「これなら28cでもいっか!」と思える銘柄の28cも店頭にない…。

そこで、新しいタイヤは取り寄せてもらうことにしても…そうなんです。

どうやって自宅へ帰ろう。

ショップから自宅へ帰るくらいなら大丈夫だろうけれど、リスクがあるのは間違いない。

もう使わない方がいいだろう。

応急処置のタイヤも…あるようでないw

 

そこで閃きました。

先に後輩に貸していて私自身はまだ未体験だった、キングジデコへ履かせたらどうだろう?と考えて店長に組んでもらっていたグラベルロード用の舗装路向け手組みホイールを店長に預かってもらっていたままになっていた事を思い出しました。

 

Madoneにローハイトなリムってどうなんだ?w

 

なんて見た目の事を思いましたが、そんな事よりもちゃんと帰れることが大事。

そんで、Madoneにこのホイール履いた時の感触への興味もありました。

 

 

この前輪のおかげで無事に帰る事ができました。

そして、フィーリングですが…

想像以上に良いんですよ。

左右差を減らす為の偏心リムが結構というかかなり良い仕事をしていて、左右共に張りのある動きをしてくれてとても楽しい動きをしてくれます。

そして頼もしい剛性。

さすがCX-RAYw

堅いだけのホイールじゃないです。

Sapim信者になりそう…って、もう充分に信者だな、俺はw

 

ほんと、見た目気にせずに前後ともこのホイール履かせてMadoneでライドに行ってもいいなぁ!

と思えるほど楽しいし、頼もしいフィーリングでした。

忘年会が控えていたのでわざわざどっか登りに行ってダウンヒルを試す…なんてことはできませんでしたが、ダウンヒルのフィーリングも良さそうな手応え。

 

Madoneでもこのホイール試してみようと思います。

ただ、このハブがSRAM12速対応のフリーボディを売っているのかを確かめないといけませんが…。

SRAM対応してなかったら残念だけどキングジデコや妻のドグマ、もしくはJAMISまでしか試せないのは残念ですが、とても良い感触のホイールでした。

 

手組で片方で5万円いかないくらいのお値段で…安くはないですけど、高くないなぁ…って思いました。