のむラボさんの記事で時々「スポークをにぎにぎしてみると…」という流れをみます。

 

うちのホイール、そういやどれくらい張ってあるんだろう。

突然気になって試してみることにしました。

 

まずはAeolus RSL37

にぎにぎ…

そういや、どれくらいの力でにぎにぎするんだろうwwww

わからんけど、ホイール痛めたくないから中身のないちょっとゴツめのペットボトルを潰すくらいの力でにぎにぎ…。

(なんか肉厚なペットボトルってあるじゃないですか。セブンイレブンの緑茶1.5Lのペットボトルとかwアレです、アレ)

 

RSL37はDT SWISSのエアロライト。

我が家のホイールの中ではスポークが長い分、ほんのちょっとだけ撓む。(と言っても握ってる本人にしかわからん程度です)

わざとテンションMAXまで張ってないのかな?

という雰囲気はほんの少しだけありますね。

フリー側も、反フリー側も同じくらい張ってあってスポークテンションにおいては左右差がないように思える。

 

のむラボさん的には、これは合格な範囲なんだろうかw

お話しした事が一切ないのでわからない。

個人的には、結構良いんじゃないだろうか…と思う。

 

続いて、Aeolus RSL62のスポークをにぎにぎ…

RSL37と同じくスポークはDT SWISSのエアロライト。

リムハイトが高い分だけ、RSL37より撓みはさらに少ない。

でも、こちらもテンションMAXまでは張ってない雰囲気は感じます。

結構張ってはありますけど。

こちらもフリー側と反フリー側でテンション差はないように思える。

左右差がないホイールはとりあえず及第点に入るんかなw

 

続いて、SCOPEのR4.A

こちらは198000円(今年の夏以前に購入したので8月にあった値上げ前のお値段です)で買ったホイールですが、割と悪くないどころか結構良い走りをするので期待。

ASTM規格でいうところの「2」にあたり、ジャンル的には「オールロード用」となります。

要するにロード用より若干、強度高め。

MTB的な乗り方はできないけれど、未舗装路とか走っても大丈夫ですよ!!という規格のホイール。

なので、SCOPEのR4というワイズさんなどで見かけることもあるロード用のホイールとリム形状から違うんです。

リムハイトは同じく約45㎜ですけど、全体的にずんぐりしている。

リム内幅もロード用のR4は21㎜ですが、こちらは23㎜。

構成スポークもロード用のR4はSapim CX-RAYですが、こちらはCX-SPRINT。

CX-SPRINTなのにキンキンに近く張ってあります。

こちらはスポークの限界近く張ってあるのかな?

それとも、DT SWISSとSAPIMの差でしょうか。

それはともかくにぎにぎ…

 

おお、SCOPEも左右差がないように思える。

なんかよく走るのも頷けるような気がしました。

 

 

BontagerのAeolus RSL37を始めて使った時に感動した覚えがあります。

ホイールバランスも取ってないのに、ホイールバランス取ってある上にのむラボさんの記事を読んでまんま同じ仕様になるように、逆異径組み(CX-RAYとCX-SPRINTを使って)したRoval Rapide CL50 discよりもRSL37の方が全般的に乗り味が良かったんですよ。

特に下りの安定感が半端なかった。

その後、カスタムしたRoval Rapide CL50 disc改もあらためて乗ってみて比べてみましたが、こちらはこちらで悪くない。

カスタムしたCL50discには、CL50の楽しみがありました。

正直手放すのはちょっと抵抗があったんで半年以上残していたんですけど、結局乗るのはRSLばかりでした。

Allez sprint comp discも乗ろう!と思わないと乗らない。

自然とディスクロード乗るならMadone SLR…となって、Allez sprint comp discの出番がどんどんなくなっていったので経年で補修パーツとかそんな問題が出る頃に手放すより、今旬なうちに売って次に買う人にかわいがってもらった方がいいかもな。

と考えて手放しましたが、のむラボさんの記事で紹介されていたスポークカスタムはのむラボさんのように見事な調律で組めているかどうかは別として、そのメニュー自体としっかり組める人に組んでもらったおかげでホイールが見違えるように良くなりました。

なので余計に思うんですけど、Bontrager Aeolus RSL37と62は素で結構良いホイールなんじゃないかと思います。

ホイールバランスも取ってないのにダウンヒル怖くないどころか安全に気を付けないといけませんがダウンヒルエリアでのPR更新も続いていってますw

 

でも、空転させるとディープリムホイールよろしくな感じでバルブ中心に振れるんですよね~。

(チューブのバルブ長が長い為)

でも、こんだけ振れても乗り手の体重で押さえられているって事なんですよね。きっと。

バランスをとればさらに良い乗り味になるんだろうなぁ。

…しかし!!

逆に考えるとバランス取りしてないのにこんだけ走るホイールって事は、チューブレス運用した時に問題ない(バランス方面って意味合い)って事じゃないか!

シーラント入れて流体がホイール内で動く以上は、理論上はチューブレス運用する時ってホイールバランス取れないって事ですからね。知らんけど。

 

今度、Madone SLRをチューブレスにしてみよう、そうしよう。

今使っているクリンチャータイヤ摩耗しきるまで使ってからそうしよう。

 

Bontrager Aeolus RSLは価格含めてなんとなく納得なんですよ。

メーカーのハイエンドモデルですし。

性能考えたら価格も抑えてあるなぁ…とは思うんですよね。特に値上げ前の価格設定は。(今は値上がりしてるんですよねたしか。)

私が買った時で税抜き298000円でした。

リムハイト37、51、62、75全部同じお値段なんですよ。

当時驚きましたね。

ただ、私がMadone SLRを発注したタイミングではRSL37しか出てなくて。

買って半年後にRSL51、62、75が出たんですよ。

ちょっと悔しかったですねw

そして発表とほぼ同時にRSL62を発注。

で、今に至るんですけど…たしかProject oneで選べるのはRSL51までなんですよね(Emonda SLRのP one)

Madone SLRのProject oneも始まったそうで、そちらはまだ未確認ですがMadone ならRSL62選べるんでしょうか。

今はMadoneでも標準アッセンブルがRSL51なんですよね、たしか。

以前はxxx6でしたが…ちょっとずつ考え方は変わっていくものですね。

現実として、RSL51の方が万能で良いと思います。

個人的にはエアロロードなのでRSL62の方が好きですw

RSL62は山も結構登れるんでアリだと思うんですけどね~。

 

話を戻して、RSL系ホイールはTREKユーザー以外あまり見向きされないモデルだとは思うんですけれど、ASTM1規格でクリンチャーも使えると限定するとロード用ホイールとしては初のリム内幅23㎜です。

これがもたらす恩恵は割とあります。

ホイール重量もリムハイトの割に重くないので(リム重量が軽い)お値段設定含めてむっちゃ頑張ってると思います。

個人的には満足度高いです。

 

DT SWISSのARC1100DICUT 50とか、Princeton CarbonWroksのWAKE6560とか欲しくなった時期はありますが、実際に買うに至ってないのはRSL系で満足してるからかも?なんて今になって思います。

 

そして、価格満足度で言えばこちら。

SCOPE R4.Aの満足度は高いです。

ツイッターで教えていただいて、値上げの噂もあったんでちょっと強行軍的に発注しました。

その時の価格で198000円。

ちょっとしたミドルグレードくらいの価格です。

それでこれだけ走ったら大満足です。

ハブに水が回りやすい…とか噂もあるみたいなんですけど、こちらのホイールは昨年夏にDT SWISSのスターラチェットに似た構造のダイヤモンドラチェット…だったかな。

ハブ構造自体がブラッシュアップされています。

それ以降は水が回ってしまって…とかそんなトラブルはどうなんだろう?

そういや、六日はおもっくそ雨に降られてびしょ濡れになったけど大丈夫かなw

フィーリングがおかしくなったら開けてみてみます。

 

9月から値上げがあったみたいで254000円になってしまっていますが、それでも費用対効果は高いと思います。

ロード用のR4の方は未体験なのでわかりませんが、R4.Aの出来がこれだけ良いのならロード用のR4も期待できますね。

今はもうフレーム増やす予定はありませんが、なんかどうしても欲しい!ってモデルが出てきた時にホイールで悩んだらSCOPE買ってると思います。

ロード用のホイールも興味が出てきたので。

 

このR4.Aですが、見た目とスペック重量の割に登りも結構登りますよ。

登りが苦手なわたしが言っても説得力ありませんが、北摂を足つきなしでこれで走れてます。

グラベルロードなのにギア比がちょっと男前wな組み合わせになっているにも関わらずです。登りが苦手な私がですよ!

(フロントチェーンリング42T、リアスプロケ11-32T(アルテ)という組み合わせです。一番低いギアで1.3125となり、登りが苦手な私にとっては十分に高いギアとなりますw 52-36・11-28の組み合わせの36/28よりギア高いです)

激坂は行ってないのですが、10%前後の勾配のところは走れました。

 

以前の価格設定のまま、もうしばらく売ってくれてたら一押しホイールの筆頭だったんですけどね。

五万円ちょいも高くなったらちょっと躊躇しますよね。

それだったらもう〇万円足して、憧れだった○○○○を買った方が…という流れも出てきますよね。

 

いつまで値上げ攻勢が続くんでしょうか。

とりあえず円安が落ち着かない事にはなんともならないですよね…。

いまちょうど「どうしても欲しい!」と思えるモデルがなくて幸いですw