ディスクブレーキモデルのみ注意です。

 

 

この動画でCLX64の前輪がCL50 discの比較で出てくるのです。

要は、ceramicspeed社のとても良いベアリングを使っているCLX64と、DT SWiss純正のスチールベアリングを使ってるCL50 discだが、割と悪くない回転の滑らかさで、CL50も良いですよ~!

という主旨で紹介したかったんでしょうけれど、肝心のCLX64の回転が少し渋い。

 

あれ?

なんで?

まだ新しいのに?

と、動画内の店長と店員さんが困惑されてます。

 

これ、他人事みたいに見てました。私。

 

同じ事がおきました。

コメント欄にもCLX32ユーザーさんが同様の症状を訴えていますよね。

これ、恐らくなんですけどDT SWiss製ハブの特徴なのか?

それともRoval特有の症状なのか?

そこまでは私も把握しきれてませんが、どうもCLX32、50、64と、若干のコストダウンを図られて全く同じ部品構成ではないにしても、基本を共通とするCL50 disc

この年代のホイール全般に共通する持病みたいな感じがあります。

 

私のCL50 discにも同様の症状が出ました。

 

まだ原因究明中で、はっきりとした事が言えないんですが現時点で分かっている事を書きます。

 

・ディスクブレーキモデルの、前輪でしかこの症状は出ないっぽい。

ただし、リムブレーキモデルでもクイックじゃなくて締め込むヤツ?を使っている人には同様の症状が出るかも。

 

・12mmスルーアクスルで締め込むとこういう症状に繋がるハブ構造になっています。

 

締め込んだ時のトルクというか、抑え込む方向の力の作用で、12mmスルーアクスルを突っ込む部分に筒状のシャフトがあるんですけど、そのシャフトとベアリングの間にずれ止めの様な突起物があるんです。

それが若干ですけど干渉する方向でズレてしまって、ベアリングの動きを妨げている…っぽいという予想です。

なので、DT純正部品つーか、Rovalのベアリングに合う薄いワッシャーを探して部品手配中です。

非常に薄い品物じゃないと、ワッシャーをかます事で余計に動かないどころかホイールセットできなくなる可能性も出てきてしまうので、薄ければ薄いほど良い。

ベアリングの外周部にのみ接触する絶妙な外径と内径(大きな孔)のワッシャーが要る。

 

それをかます事で完全に解決すると、上記の予測が的中。

という事です。

ちなみに、突起物がせってベアリングの動きを制限していても、実車に乗って走る限りでは「良く回るホイール」ですw

非常に気付きにくい現象。

なので、みなさん要注意です!

あなたのホイールにも、同様の症状が出ているかも?

 

私のは動画のよりさらに回りませんでしたw

でも、普通に走ってる分には良く回るホイールですよw

ちょっと脚休めた時に平坦だったら「あれ?前よりちょっと失速はやくないか?」程度です。

でも、前輪外して手で回してみると…「あら!?wwwwwwwwwww」

 

たぶん、早ければ今週末くらいまでで問題がわかります。

解決したらまた報告します(`・ω・´)ゞ

 

※追記

大事な事を書くのを忘れてました。

ホイール装着したままで、前輪浮かして手で回しても…良く回りますよw

なので、外して動画のように回さないとわからないと思います。

 

もうひとつ。

その「回らない状態」でも、下りだと今まで体験した事がない領域まで加速します。

今まで走った事のある、清滝峠にしろ北摂の山道にしろ…え?怖い。

曲がれるかなーwwwwwとか、止まれるかなwwwwwと、恐怖を覚える程度には速かったです。

ヘタレなもので、すみません。

 

んで、この問題が解決して本当にベアリングの性能100%発揮されたとする。

 

…ちょっと怖いかも…です。

CL50でこれだから、ホンモノのCLX(32・50・64)だとどうなるんだろう。

そんで、そんな前作よりもプロも進入速度を見誤って事故りかけたと噂の新型CLXはどんだけ速いねんw

と恐ろしくなったという、私が感じた気持ちそのまま書いておきます。

たぶん、CL50はこれで改善されても若干速なった。くらいでしょうけれど、ceramicspeed社のベアリング搭載しているCLXや、新型CLXの方はもう一段か二段ヤバいかも知れませんw

でも、オラは体重あるからスチールベアリングで良いねん。

これ以上速くなりすぎたら乗り切れる自信ないから良いねん。

これがホンネw

そう考えたらCL50 discは20万円で安い買い物だと思います。

俺の実力だったらコレで十分以上にハイエンドw