ロードバイクは…というよりスポーツとして乗る自転車の決定力は機材じゃない!

って話題がちらほらと出ますが…

それなら極論言うたらシマノのコンポが取り付けられるママチャリでレース出て優勝して証明して欲しい。

せめてギア比くらいは11速あるというところまで譲ってます。

機材関係ないと言い切る人に譲歩してますw

機材関係ないなら前後ともにシングルギアでも良いんですよね。極論言えば。

 

まぁこんな不毛な極論はさておき、本当に機材関係ないならプロが正にそうしてますって。既に。

プロほど機材に拘るでしょう。

エンジンである肉体ももちろん大事ですよ。本当に。

 

でも機材はおろそかにできないと私は今回の経験をもってそう思いました。

 

同じディープリム50mmでもRovalのCL50 discは本当に良かった。

走った箇所全てのストラバ上のPR(privaterecord)更新してますよ。私。

琵琶湖に向けて大阪から自走し、奈良まで帰ってきてその時点で130km走ってる。

宇治川ラインとか向かい風超キツクて相当消耗していましたが、その状態でTOJ京田辺で有名な嫌~な感じで登り続けるもっちーロード?

すんません、正式名称失念wと、裏清滝を登り返して大阪市内へ帰っていくルートで通りましたけど、130km走った後でPR更新ですよ。

それもギリギリ根性で走って更新なんじゃなく、はっきりと体力に余力ありました。

最新の空力を纏った最新の機材は、とても優秀です。

同じディープリム同士比較しても、設計年次が違えばこんなに違うのかと感心しました。

フレームもしかりでしょう。

フロント52-36Tでemondaよりも大きなギア比(emondaは50-34Tのコンパクトドライブ)で、車両全体の重量もカーボンフレームのemondaより重たいアレスプの方が速いです。

タイムだけに拘って性能評価すればね。

 

楽しさ含めて総合的に評価したらemondaとアレスプは甲乙つけがたいバイクですけど、速さで評価したら恐らくアレスプの方が速い。

私の乗り方に合ってるのかもしれませんけど。

そして、いくら速いと言ったところで表彰台に登れるほど私自身が速くないので屁のツッパリにもならんのでしょうけれど。

 

機材の優劣が勝負を決めないと仮定する前に、普段乗ってるバイクが故障し通勤に使ってるヘロヘロのバイクで入賞しちゃったという話しですけど、その日いつもレースで乗ってるバイクならその人優勝したかも知れませんよね。

あくまで可能性の羅列でしかありませんけど。

それといくらヘロヘロなチャリでも剛性確保できる様にホイール選択も工夫されてますよね。

本当に機材どうでも良いならエントリーロードに付属する鉄下駄でも良いわけじゃないすか。

タイヤも鉄下駄についてくるショボイタイヤで良いワケじゃないすか。

 

実際はそうじゃないでしょう。

 

これはね、峠でスポーツカーとか改造車に乗って正当な技術じゃなく根性で、いろんな不確定要素がある一般道で事故のリスク犯しながら走ってる峠コゾーと一緒の理論だと車もやってただけにそう考えます。

それこそバイクやクルマの世界なら、レースに勝つ為に機材関係ないですか?

エンジンさえフルチューンで馬力出てたら勝てますか?

ロードバイクも一緒だと思いますよ、本質的に。

エンジンがまず一流じゃないと勝てないと思いますが、それ以上に一流の出力を支えるボディ(フレーム)なり、足回り(ホイール)なり、駆動系(チェーンやスプロケ、コンポなど)なり、それらが揃って初めて結果が出せるんだと思いますよ。

機材がイマイチでも入賞できた人ってのは、その日のパフォーマンスが突き抜けていて結果を残せた。

その状況で許される機材の中でベターな選択をした上で。

でも本来はいつもの機材ならもっと良い結果が残せたでしょう。普通に考えたら…。

 

見た目重視でカッコイイ方が良いのなら、リムハイト90mmとかの超重いホイールでも…とか、屁理屈は辞めておきます。すみません。

 

そもそも十三峠十三分切りという、プロライダーでも難しい偉業を成し遂げたうめぴょんさんの乗ってる機材ご存知ですか。

ヒルクライムに特化したバイクです。

そのうめぴょんさんに、いつもと違う機材で見た目重視の機材で同じ結果残してくれと依頼して、残せたのなら「機材は関係ない」という説を私は信じます。

うめぴょんさんのバイクはSupersix EVOのHimodで5.05kgのバイクです。

それをエントリーロード(アルミ)の車重10kg近い機材でホイールも見た目重視のリムハイト高いホイール履いて、十三峠十三分切りを達成されたら信じます。