いろんな地形を走ってみての感想をまとめようと思いました。
TREK emonda SL5
・軽い
・ギア比の関係もあって初心者でも地形を選ばず乗りやすい。
知らない道を走る時、どちらを選ぶかと考えた時emondaに乗って行くと安心感がある。
(しかし、激坂などを上るなら私程度の脚力と体重ならリアスプロケを28-11Tから30-11Tなど
の乙女ギアを選択した方がベターだと思われます)
・リムブレーキはやっぱりメンテとか楽w(クイックリリース万歳)
・脚への負担が小さい。これが割と驚異的に思います。乗り比べて特に強く感じます。
知らない道を走る時に、体力配分とか効率的に走れない=脚使いがちなケースで100kmとか
走っても、走行後にパンパンに脚が張ったりしにくい。
だからと言って進まないというワケじゃなく、軽快にスイスイ走れる。
Specialized Allez Sprint comp disc
・アルミフレームでディスクブレーキというのを考えてもノーマル状態でも気になるほど重くはない。
(実重量はemondaよりは持った感じ800gくらい?は重いです。※emondaはRacing ZERO搭載状態での比較)
・その重くないと感じる軽快感…とはちょっと違うか?表現難しいですがキビキビ走れるんですが
コーナリング時などの安定性というか重厚感があって安心して乗れる。
・フロントが52-36Tで現実emondaよりギア1枚分重いはずなのに、割と登る。
(勾配10%前後までの経験のみですが)
・これは搭載コンポの差ですが、ディスクブレーキはやっぱりコントロール性が高く優れている。
・クイックリリースじゃないのでホイール外すのがひと手間という感覚は、これはしょうがない。
・完成車価格の割に凄く速い。速いと感じます。(それと引き換えに安定性が低いという意味ではありません)
・フラッグシップのエアロロードほどじゃないにしても、それなりに空気抵抗が少ないと感じる。
(特に向かい風強い時に。※emondaとの比較)
・非常にガッシリしている分、脚にきますw
これが剛性高いフレームの「反力」なのかwと身を持って体験。
統括すると、私みたいな初心者からレースに出る・出てみたいという人まで幅広くカバーしている上に身体的に負担の小さいのがTREKというメーカーが考える・製作するロードバイクなのだなと思いました。
目立ったディテールなどもなく、見た目のセールスアピールポイントや派手な演出などが無いバイクですが、とっても頼もしい相棒です。
下りでの軽快感も特徴。(これはリムブレーキ版のフレームなら、そういう特徴になりがちなんでしょうか?)
そして、コントロール性は非常に素直です。
急に切れ込んでいったりなどなく、誰が乗っても安心感がある乗り味だと思います。
一方、Specializedの方はさすがツールドフランスなどのビッグレースで多くの選手が愛用しているフレームを作るメーカーだけあって、乗ると「凄い!」と感じるフィーリングが多く感じられます(初心者特有のプラシーボがあるかも知れませんw)
そしてコントロール性の高さは特筆もの。
安定性もワンランク上だと感じました。(これマジでアルミフレーム?とも。)
ホイールを社外品かよりグレードの高いモノを試してみたいですが、純正ホイールでも踏みだしからグイッと前に出る感覚。
これはフレーム剛性が凄いから?でしょうか。
動きの素直さもTREKに通じる素直さがあって、とても乗りやすい。
しかし、箇条書きのところで書きましたがフレーム剛性の高さ故か脚には結構キますw
これは私の脚力が追いつけば、S-worksのフレームじゃないですし改善される可能性は大いにあります。
以上、誤解を恐れずに簡単にまとめるとこのような感想になりました。
どちらも一長一短ありまして、短所の方が目について「嫌w」と感じる様な要素は二台ともありません。
むしろ長所が勝って優れていると感じるほどの完成度の高さです。
これより高価なロードバイクは、一体どんな乗り味なんだ…!?と更なる興味を持てるくらい良いバイクです。
男らしい上にさらに強調しますがw男前な乗り味のSpecialized Allez Sprint
乗ると脚がパンパンになったにも関わらず、また乗りたいと私は思います。マジで。
楽しいんですよね。本当に。
軽快感も強く、場所を選ばずに自信を持って積極的に乗っていきたいTREK emonda SL5
いつでもおいらで出掛けなよ!と言っているかのようです。
そして距離乗って勾配登っても、その時は疲れても翌日とかその日の晩の身体に残る疲弊感は軽い。
優しいです、本当に。
剛性の塊と言われているRacing ZEROで乗ってもコレですから、より脚にきにくいホイールをチョイスすればより優しい乗り味なんじゃないでしょうか?
私は身長もそうですが、体重wもあるんでRacing ZEROくらいがちょうどいい感じです。
そういう意味では、この先トレーニングを積んでいってそれなりに筋力が増せば、Allez Sprintに乗っても脚がパンパンにw
なる事もないのではないだろうか?とも思います。
特徴のある二台を幸運な事に手に入れる事ができましたので、両方ともガンガン乗って楽しみたいと思います。
今回の記事は「よくネットで剛性の高いフレームに乗ると…という記事見かけるけど、どうなん?」と思っておられるだろう、これから始める人などの参考になればな、と思って書きました。
簡単に結論だけ書くと…。
ライドしている最中は全然問題ありません。
問題は走行が終わってお風呂に入り、ちょっとゆっくりしだした頃に「やってきますw」
剛性の分だけ脚への反力は必ずあります。という事です。
体格や筋力や体重による機材チョイスは、本当に大事なんだなと今更ですが体験を通じて理解しました。
お世話になっているショップ店長!!
確実なアドバイスと機材チョイス、ありがとうございます(*^_^*)と伝えたいと思いました。
Racing ZEROは本当に的確だった。
Allez Sprintは私のわがままで取り寄せてもらったんでw