TREK emonda SL5がメインバイクなので、いろんな地形を走る時は常にemondaで走っています。

主に淀川河川敷を走る京都の職場までの通勤では、向かい風も強いのでSpecialized Allez Sprint comp discで通勤しています。

その為、河川敷の車止めが面倒なのでSpecializedにはフラットペダルを付けてました。

 

昨日のショップのトレーニングライドに参加するにあたって、フトした興味からAllez Sprintで山登ってみようと思い付き、アルテグラのSPD-SLペダルへ交換、初めて自分でやったからちょっとだけ緊張w

念入りに増し締めして、ドリンクホルダーもひとつしか付けてなかったんでemondaから一時的に取り外してAllez Sprintへ移植。

暑いから頭から水かぶるように一本予備があると非常に安心。

せっかくの空力形状になっているほっそいピラーのところにボトルゲージとボトルつけたら「どーなん?w」と思わなくなかったですが、体温上がり過ぎてキッツなって一緒に走っている皆さんに迷惑かけるよりは100億%良いだろうwという事で取付け。

 

なんで敢えてAllez Sprintで?

というハナシなのですが、ふたつ興味ありました。

 

私は体格が大きく体重が実は激重ですw

95kgはあります。

そんな私なので登坂は非常に苦手で、足着かずに登れてますがスピードが出せません。

なのでいつまでも同じ登り方していたんじゃあタイムアップに繋がらない。

という気持ちがひとつ。

次にせっかくDiscブレーキ仕様を手に入れてんだから、ダウンヒルを思い切りしてみたい=下るなら登らなきゃねw

 

というふたつの興味からです。

ただ懸念材料があります。

emondaはフロントが50-34Tでリアスプロケは純正の28-11T

Allez Sprintはフロントが52-36Tでリアスプロケは28-11T

つまり、単純に…とはいかないにしても、体感上はemondaの一番低いギア一枚分くらい足りない感じ?なんだろうか。

そんな重い状態で峠登れるんだろうか…(私は清滝峠でもインナーローで一番勾配キツイところギリギリなんです)

という不安はあるにしろ、タイムアップするならギア一枚分くらいは踏んでいけなきゃ話しになんねぇ!という気概でれっつちゃれんじ。

 

 

心配をよそに無事に登れましたw

GW中とそれ以降も少し無茶して先週は本当に疲労困憊で不安でした。

が、ゆっくりストレッチしながら走りたい気持ち、走らないとあかんのでは?という不安もありましたがそれをグッとこらえて身体を休める事に集中したのが良かったのか、今週は思い切りパワーがあってAllez Sprintでも峠登り切る事ができました。

しかも、emondaのギアと比較して一枚分近いくらい?ちょっと重いAllez Sprintで踏んで上がれたので、タイムも約2分アップ!

ギリギリ登れたのには違いがないですが、自分で驚き。

今後はemondaで登る際も一番ローまで落とさなくても登れそう…な感触にとても嬉しかったです。

 

そして下り。

下りはAllez Sprintの真骨頂でした。

というより、やっぱり今後はDisc仕様が台頭するんでしょうか。

私みたいなニワカでも、Disc仕様の安定性の高さとコントロール性の高さはむちゃくちゃ感じました。

(しかし、emondaの軽快なヒラヒラ感とコントロール性も魅力ですよ。)

というかAllez Sprintのフレーム性能もむちゃ高いんでしょうね。

剛性が非常に高いんでしょうか。

自動車と違って自転車はまだあまり経験がないので断言できるほど理解できてませんが、emondaも人馬一体感が素晴らしいのですが、Allez Sprintも人馬一体感がとても素晴らしい。

そして、ホイール。

さすがに完成車についてきているホイールは、24万円という価格帯のモデルの割には良いホイール付いてきていると思います。

それは非常に思います。

ただ、emondaについているRacing ZEROと比較すると非常に分が悪いw(そりゃコストの差だからしょうがないと言えます)

何で一番感じるか?転がり性能でしょうか。

やっぱりRacing ZEROの方が圧倒的に転がる。

なのでダウンヒルの速度の乗り、速度が乗り始める時の反応の速さにベアリング性能の差を著しく感じます。

ただ、Allez Sprintのセミエアロ形状の良さは、ダウンヒルの後半に、速度が乗れば乗る程感じます。

 

Allez Sprintでホイール交換したら、マジでカーボンキラーなアルミフレームなのじゃないか!?と思いました。

それくらい走る。速いです。(私程度でもw)

 

そして、ディスクブレーキのコントロール性。

絶対的な制動力で言えば、リムブレーキとそう大して変わりません。

ただ、必要な握力とかにとても差があり、そこで生じるコントロール性と快適性が雲泥の差。

長い下りでもとても楽チン。

楽にコントロールできるから、自信を持って突っ込める=平均車速が上がる、立ち上がりの速度も変わる。

 

そんな感じで調子こいて清滝峠登ったあと、定番のくろんど池周辺も走ったんですけれど、踏んだら反応する良いフレーム性能にもうっかり乗っちゃって、踏み過ぎて帰宅後「完全に終了wwwww」状態でした。

 

剛性のあるフレームに乗ると、脚が終わる。

というのと少し違うかもですが(脚への反力…の影響もあったかも知れませんけれど)楽しんだ分、疲労は溜まってましたw

しかし、むちゃくちゃ早く帰ってこれました。

同じくらいの距離と勾配登って、全体で1時間近くは短縮になったんじゃないでしょうか。

13時くらいに帰ってくることが多かったんですけれど、昨日は12時くらいに帰ってこれました、驚きましたマジでw

 

でも、いくら速くてもそれじゃああきまへん。

一日100km以上のライドではこのスピードは使えないって事ですからw

 

非常に手ごたえを感じた一方で、「自らを知って調子乗らないようにw」という教訓も自らの身体に刻み込みましたw

 

精進して頑張ろうと思います。

それにしても、凄いよAllez Sprint。

楽しいし、速い。

使いこなせる様に、私自身のトレーニングを今後も頑張りたいと思います。

emondaとAllez Sprint

どちらの性能もより引き出せる様に、頑張りたいです。

 

それにしても、良い機械に囲まれる生活って本当に幸せだなぁ~と思いました。

今週の週中にちょっと時間取って丁寧にメンテしたいなwって思いました。