たまーに不思議なブログにブチ当たります。

エンジンいじってんのに「現車合わせ」せずに書き替えROMチューン。

いや、本人曰くはCPUごと入れ替えてるってか。

 

そしてそのまま走っていて油温トラブル。

街乗り程度で油温100℃を超える。

これ、イマドキの燃費対策施された車じゃない限りはかなり異常ですw

イマドキの燃費対策された車は純正で5w-50だとか15w-50の粘度のオイル要求するようなパフォーマンスの車で、かつノーマルでもサーキット走れちゃう様な車でも、街乗り程度の低負荷走行時にはわざとサーモスタットを制御して油温を高めに維持し(具体的には95~100℃前後)水温もわざと最も馬力の出る85℃前後を避けて100℃前後で制御します(水温に関しては大抵の車種が問題発生しない限りはそういう制御していても常に90℃表示してます。さすがのポルシェすらも水温表示は実際に燃費重視制御時の100℃近い時でも90℃表示でしたw→変わっていくオーナー像が想像できる。クレーム対策でしょうな)

こういう車種の場合、スポーツ走行に移行して車への負荷を認識するとサーモスタットなどを制御して速やかに水温85度前後、油温もすぐに90℃前後に落ちます。

GDBのF型インプレッサでさえ、そういう制御をしてました。(2006年頃だから今から12年前の車でもそういう制御していたんですね。スバルはやっぱマジメw)

そこから連続走行を繰り返すと、水温はほぼ変わりませんが油温はさすがに純正のままだとじわじわと上がります。

最終的には油温は100℃を超えますが、6月の夏場に近い走行時でさえ上がっても105℃程度だったのには驚きました。

 

話しが逸れました。

そういうしっかりとした制御を持つ車ならいざ知らずそれよりも古いそんな制御してない車で、しかも今まで街乗りしていて油温100℃超えずに走っていたのに→エンジンいじってから街乗り程度の低負荷走行時に油温100℃超えたwで異常を感じる。

 

こういうブログ読んだ時思わずワロてしまいます。

チューナーの手によるCPUごと入れ替えたROMチューンにより次の事が考えられます。

1.最近の車みたいに燃費制御が加えられた

ただし、この可能性は極めて低い。

電子制御されたサーモスタット付きオイルクーラーを意識の低いオーナーが組んでるとは思えないし、そもそも温度で可変するサーモスタットすら装備してないただの空冷オイルクーラーの可能性が極めて高いから、なおさら有り得ないが可能性として挙げておく。

2.エンジンのグレードや組んでるパーツまで伝えて書き替えてるCPUなのか?

とりあえず現車合わせでない上に、どんな素性のエンジンかもさほどわかってないっぽいオーナーが相手先にどれだけ正確に伝えられてるのか怪しい上に、そもそも現車合わせじゃないCPUでどこまで期待しているのかw

燃調も点火時期もバルタイも全て滅茶苦茶な可能性があり、今までのCPUでまともに?走ってたのがほぼ奇跡に近い出来事なのにこの人は何を思って「自分の選んでるチューニング方法は問題が無い」と思っているのか。

 

どちらにせよ、そもそも獣道から入ってしまっている。

物事の本質を見事に外している。

 

そんな彼が次に選んでるのは

社外品の強化燃料ポンプw

LSDw

などなどである。

 

これで戦闘力がアップ…らしい。

記事を読んでるとサスペンションのセッティングですら「タイヤが当たってる」レベルのセッティングでどうするか。的な記事を書いている……。

 

燃調合ってない可能性が高い時に、必要なら強化燃料ポンプは必需品だがそもそも必要ならばCPU入れ替える前に組むべき部品であり、燃料ポンプだけでは燃料ポンプの仕事もきっちり果たせない。

燃圧強化レギュレーターはどうなっているのか?(先に組み込み済みなら爆笑レベル)

そもそもインジェクターの吐出量は?????

バルタイはどうなっているのだろうか。

オーバーラップが純正で最初から「ゼロ」という自主規制280馬力にどうしても落とさないといけない事情を持つRB26DETTなら確実にやらないとCPUいくら書き替えても馬力は出ない状態ならいざ知らず、純正である程度オーバーラップ持たせてる車種ですら「高回転」タタキ出すならバルタイ変更はまず最初に着手すべき必須項目だが(ウチのブーストアップで結構な馬力を叩きだしていたBCNR33もカムは変更せずにノーマルのままだったが(カムプロフィールそのものは言うほど悪くないどころかヘタな社外品より優れているとショップから教えていただいた)スプロケは変更し、バルタイをイジってオーバーラップを付けてあった)、それに合わせて点火時期も変更しておかないと全く意味を成さない、お金だけ掛けて無意味なチューニング。

それどころか愛車を虐めている状態。

 

そしてLSD

これは本当に効果のあるLSDを組むならば、走行ラインや曲がり方まで変えないとまともに走れないほど効果があり、それだけにタイムに直結する効果の大きいパーツであるが…

 

サスペンションも決まってないし、そもそもターゲットタイムがいくらか知らんけど使うタイヤも毎回バラバラで一体何狙ってLSD組んでるの??w

 

この方には一度、動画を上げられてる事があって悩んでた(フリなだけかも知れないがw)記事を書かれていたので「くぐもった排気音でちょっと燃調と点火時期が怪しいですね」とお伝えした事があります。

彼からの返答は「絶好調ですけどねwwwww」と、こんな書き方はしてなかったが慇懃無礼でもないなw

直接なんか俺の事を小ばかにしたような返答が返ってきた。

そして、こんな記事読んでるから偏った上に間違った知識もっちゃうんだよ。

っていう極端な例しかあがってない燃調を薄くしがちなチューナーに対する偏見を書いたURLを送ってきた。

薄すぎる燃調は論外だけど、濃い燃調も百害あって一利なしなんですけどねw

濃い(もしくは濃い目)=正義って考えてる時点で車を大事にしてない。

 

こういう人はほんとにかわいそうだと思う。

私は運よく最初の出会いが素晴らしい出会いで良かった。

様々な先輩から、ショップからも教えていただき調子の良いクルマとそうでないクルマの両方と、裁判沙汰まで発展したトラブル事例(よそのお店と、直接の知り合いじゃないけどオーナー)も間近で何例か見る事ができて非常に勉強になった。

こういう経験持てたのが幸いだった。

 

こういう間違った道におもいっきり邁進してるのにアドバイスかそれっぽい事を書いてる人の意見は排除。

むしろ頭でっかちなどのレッテルを貼ってくる始末。

 

本当に不幸だなとしか言いようがなく、残念ですが愚痴っぽい記事ですみません。

本人は救えなくても、それ読んで変な影響でない様に何人の人がこれ読んでくれてるかわかりませんが、とりあえず書いておきます。