ゆずれないもの、原点。

ここ1年半くらいずっと関わっていた起業の件なのですが、会社登記直前で第一線のコアメンバーから身を引いた。

サポートメンバーとしては継続して手伝うつもりだけど、自分がコミットする時間は激減すると思う。


身を引いた理由は、自分にとってマーケティングやコミュニケーションの範囲でゆずれないものを曲げてまでは、やりたくなかったから。
私のマーケティングの考え方やコミュニケーションの考え方が、受け入れられてると思い込んでいたんだけど、そうじゃなかったんだよね。


別にそんなに多くのゆずれないものがあるわけじゃないけど、このままいくと、「twitterの公式アカウントを作成してイベントを告知していこう。そして、フォロアー増やすために、どんどん色んな人をフォローして増やしていきましょう」とかある意味スパムに近いようなことが、容易にありそうだなと思った。私の中でマーケターとしてのモラルに反することが起きることが容易に想像ついたんです。


顧客とどう向き合いたいかとか、顧客とのコミュニケーションの根底に流れるスタンスとか議論してすりあわせできる事じゃないと思うんだよね。
ここって、そもそも人とどう付き合いたいかとかになってくるからね。


という一方で、企業として売上をつくっていくことを最優先にしなきゃいけないとか、ベンチャーだから朝令暮改だとかいう論理も理解できるわけです。
でも、私の中で守るべきモラルだと思うことに背きたくないんです。
自分が大事にしてきたコミュニケーションの取り方とかを曲げてまでやれないと思った。


巻き込んだ友人には、明日、詳しい引き継ぎをするから順次伝えていこうと思っていますのでちょっと待っててください。



この1年半くらい、この事業にかなりコミットしていたので、その時間を有効的に使っていこうと思っている。

少しづつでいいから、仕事につながるようなコンサル案件を増やしたいなぁ。
ブログの移転もこれで時間とれたから、さっさと移転しよう。

なんてことを、マメヒコで、美味しい美味しい自家製ジンジャエールとクロカン（黒豆と寒天）を食べながら考えました。


それにしても、久々に来たら「ご無沙汰です～」といって顔なじみの方が何名かでてきてくれた。
嬉しいなぁ。


ランチタイムは「まさひろ珈琲」で美味しい美味しいご飯で癒され、コーヒーチケットまで2回ももらったり。
いつも美味しいご飯を頂けてるだけで感謝なのに、ここまでサービスしてもらうとなんかお礼がしたいなぁと思っている今画策中。


こういうお店の対応や店員さんとのトークって、私にとっては貴重な機会なんだよね。
どうして心地よいのかとか、どうしてここにいるとリラックスできるのかとか、毎回思う。
で、やっぱり接客というか、コミュニケーションの原点って相手への配慮とか思いやりなんだよね。
2つのお店はしっかり固定客やファンがついていて、そりゃそうだよなぁと思う。


いつもお店にくると自分の原点に戻れるんだ。私にとって大事な場所です。