今日は、大手外資系広告会社のオリエン聞いていて、とんでもない思う発言が多かった。
上司の古巣のグループ会社なので、その場で言えないけど、あまりに突っ込みどころ
満載で、tsudaってしまいました。


発言1「SNSを監視する専門家を雇い、悪評を自浄化します


突っ込みどころ満載なんだけど、SNSを監視する専門家?自浄化?
前職で確かに監視会社と取引あったから存在は十分知ってるけど、悪評を自浄化ってどうやってやるのさ。

「消すことは難しいので、それを薄める」って口頭で補足していたんだけど、
誰かが悪評を書いていたら、「そんなことないよ、ここっていいよ!」って書くんだとしたら
それっていわゆるサクラでしかないよね。。。

私としては、そんなことを提案してくること自体で、品格を疑います。

リアルな教室運営していて実感するのは、クチコミはコントロールできないし
地域のお母さんネットワークのクチコミのパワーは半端ないです。
正直、SNSで悪評書かれるより、お母さんネットワークで悪評たったほうが集客のダメージは非常に大きい。
リーダーママというか、ボスママの存在は注意しなきゃいけないわけです。

「妻にヒアリングして~」なんて言って非常に顧客目線をアピールしてたけど、
クライアントが喜びそうだということで提案しているとしたら罪だよなぁ。

発言2「Twitterで教育相談室をしましょう」

オペレーションのことをまったく考えていない提案がクライアントのこと考えてないよな・・・と思ったのですが、
それ以上に、なぜツイッターを使って相談室を設けなきゃいけないかが意味わからない。

アカウントもってない人はどうするのかも考えてないよね。
だったら、チャット相談のほうがまだ親切。
でも、電話、メール対応で十分じゃないのか・・・


発言3「やっぱりソーシャルネットワークは入れとかなきゃね」


提案に入れればいいと思ってるのかな。。。

交通広告や街頭配布からの導線はWEBにします、というのはわかるんだけど、
作ったサイトがいきなりクロールされるかわからないんだからリスティング広告はしっかりしないと
いけないのにそこの提案が甘かったり、その割にSEOの提案まで盛り込んできていたり、
あ~よくWEBをわかってないで提案してるんだなと思いました。


プレゼンや、プレゼン後のメールは非常に礼儀正しく、且つユーモアあふれて
非常に魅力的なんだろうなーと思いつつも、私個人としては、上記のような「悪評は自浄化できる」という
考えでコミュニケーションビジネスに携わっている人たちと関わりたくないと思ったのが本音です。


そして、そういう広告代理店にすがらなくてはまわせなくなってしまう事業責任者をみていて
複雑な気分になります。「知りませんでした、すべて代理店が提案したことをやりました」と
何かで炎上した際に責任をなすりつけることはできるかもしれないけど、無知だから許してあげて、
という世界でもないと思います。