家に届いた1通の封筒。
きた。
福島県民全員に実施されるという、『県民健康管理調査』の問診票だ。
チェルノブイリ原発事故で被ばくした人達は、
爆発で放射線を一気に浴びて、短時間で被ばくした。
ここ福島で起きた東京電力の原発事故は、少し違う。
毎日少しずつ、低線量の放射線が降り注いでいる。
毎日少しずつ、被ばくしている。
そういう意味で今回の事故は、前代未聞、未経験の出来ごと。
福島県民に実施されるこの健康調査は、
”低線量の放射線を毎日少しずつ浴びたら、人はどうなるのか”という、
いわば、長期的被ばく実験。
完全なる、モルモット。
問診票には、
3/11~3/25まで、何時にドコにいたか、細かく記入しなきゃならない。
そんなん、覚えてるワケないでしょ!
とりあえず、当時を思い出しながら(ムリだと思うけど)、記入したいと思います。
KaoRi