ALFAループ(強制バランの検討) | radionojikanのブログ

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 ALFAループに使用している強制バランはFT50#43の2スタックを使用しています。トロ活474頁と482頁を読むと43材のtanδが1以上になる周波数は、およそ10MHz位になります。

 つまり、10MHz以上ではコイルと言うよりも抵抗性の特性を示すことになります。

 部品箱を探したところFT50#61がありました。

 トロ活によると61材は約40MHz以上でtanδが1以上になることが書かれています。そのためFT50#61で強制バランを作ると、短波放送帯21MHzくらいまでALFAループの周波数特性を延ばすことが可能になるのではないかと考えました。

 問題はインダクタンスです。AL値が69と低いことから十分なインダクタンスを得ることが難しくなります。そこで、2スタックでAL値を高くして巻き数を補う予定としています。2スタック19Tで計算すると35.19uHになり、中波帯から短波帯までカバーすることができると目論んでいます。

 さて、どのような結果になるか。実験することにします。いまさらですが、トロ活は勉強になります。