トランス帰還のNFBアンプ(LTSpiceモデルの作成) | radionojikanのブログ

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 LTSpiceでシミュレートした回路を作成した。

 今回は、ランドがはがれて廃棄予定のユニバーサル基板に銅箔テープを貼って配線した。廃棄予定の基板の再利用と裏面に銅箔テープを貼ることにより、ベタアースになるようにした。

 裏面もUPする。このように全面に銅箔テープを貼り、アースとした。銅箔テープを貼ることにより、アースラインの配線が不要になり、最短でアースに落とすことができる。表面から千枚通しでプツッと穴をあけ、アース面に足を通してはんだ付けするだけです。

 銅箔テープは、はさみで切って使えるので工作が簡単。また、部品をとっかえひっかえするにも、はんだ吸取り器やはんだ吸取り線を使う必要がなく簡単です。

 前回、LTSpiceに記載した回路図に転記ミスがあり、修正した結果10MHzまで平坦な周波数特性になっている。

 転記ミスを修正した回路図です。回路図R7とR12は51Ωで最適になりますが、0.4W食うため1Wの抵抗器を付けないと焼損します。しかし、1Wを持っていないので、暫定的に100Ωに、R3,R8の200Ωも510Ωとしています。そのうち1Wの抵抗器を調達して図面通りにする予定。

 それで、どちらが良いのかですが、右のLTSpiceモデルの方が周波数特性が伸び、音が詰まっていない感じに聞こえます。