『世の中、お金がすべてズラ』

なんて思ってる皆さん、

および

全国のモータースポーツファンの皆さんコンニチハ!



先日、現在唯一の日本人F1ドライバーである

(あまり顔は好きではないのですが)小林可夢偉に対して、

今年乗っていたザウバーF1チームが

契約を更新しない正式発表を行い、

事実上のクビとなってしまいました。

解雇の理由はハッキリしていて、

(あまり声も好きではないのですが)小林可夢偉には、

お金がないというのがその唯一の理由でした。

何も持参金が必要なのは花嫁(または花婿)だけではなく、

F1ドライバーもスポンサーマネーというものを持ちこまなければ

レースシートを確保できないのです。

このあたりが他のスポーツと違うところで、

純粋にスポーツと呼べるか疑問に思うところでありますが、

そのお金でドロドロした部分も含めてF1の魅力といえば魅力であります。

しかし、

世界有数の自動車メーカーが複数存在していながら、

モータースポーツに理解が少なく不況にあえぐ日本には、

(名前もちょっと…好きになれない)小林可夢偉のスポンサーになる企業は

そう多くはありません。

直前の日本グランプリ(鈴鹿)で

日本人3人目の表彰台に上がったにもかかわらず・・・。


そんな、

(なんかつき合ってるとされてる彼女も好きになれない)小林可夢偉ですが、

募金サイトを立ち上げました!!

KAMUI SUPPORT

これには賛否あるでしょうけども、

過去に同じように個人スポンサーを募ってシートを得たドライバーはいました。

さんざんに可夢偉のこと言っていますが、

一口(10000円)だけ振り込みさせていただきました。

リストバンドが送られてくることでしょう。

(新手の詐欺だったらどうしましょうか)

状況は厳しくて、F1でまともの走れるチームの空きシートは現状ありません。

10000円×5万人で5億・・・これでようやく契約交渉の席につける程度で、

(可夢偉が狙っているだろうロータスのシートを得るには)

おそらく10~20億の資金を準備しないと難しいのではないかと思います。

1987年の中島悟から続く日本人ドライバーのF1へのチャレンジが

途切れることになるかもしれません。

※注)やっぱり途切れた。



日本人初のフルタイムF1ドライバーの歴史。

中島悟1987~1991。

鈴木亜久里1988~1995。

片山右京1992~1997。

その次・・・

あれ?

そういえば、

ここにいましたよ、

マスコミからは無視され、

レースファンからも笑いものにされていましたが、

一部に熱狂的ファンのいる、

あきらかにお金でシートを買った、

日本人4人目のF1フルタイムドライバーが!!

そう!

わたしがTwitterでフォローしている数少ない人物、

(もしかしたらヨーロッパでの方が有名かもしれない)

Taki  Inoue

こと

井上隆智穂!!

可夢偉よ、ここに参考にすべき先輩ドライバーがいましたよ。

いやワカチコではありません・・・タカチホです。


わたしは親愛の情をこめて

タカチホではなくタキさんと呼ばせていただいてます。

古館伊知郎からは『F1駅前留学』と呼ばれていました。


上記の3名のF1ドライバーは言うてもF-2なりF-3000なり日本の最高峰の

レースカテゴリーでチャンピオンになってF1に来てるわけですが、

タキさんは違う。

ヨーロッパでレース経験はあるものの、

(調べたところたぶん)F3で一回だけ3位表彰台があるだけで、

どのカテゴリーでもチャンピオン経験なしの経歴でF1まで到達した

とても稀有なドライバーなのです。

通常はF1を走る為のスーパーライセンスというものがあるのですが、

それを発行されるレベルではないのは誰の目にも明らかです。

(唯一の例外はキミ・ライコネンでしょうか)

“シーズンの終わりにお金を集めれば、ライセンスは発行される。

タイミングが良かったんですね”

と言ってタキ井上はシートを買った・・・銭ゲバ!

(その経緯からマスコミは今でもほとんど取り上げません)

”初めに1億円、その後はレース前の毎月5000万円づつ。

感じていたのはレース自体のプレッシャーではなく、

支払い期限のプレッシャーのみでした。”

1995年のことですから、

バブルもはじけており資金集めに苦労したことでしょうね。

でも、レースのリザルトよりも支払い期限のプレッシャーって・・・銭ゲバ!!

(その経緯からレースファンからも軽視されています)

“会社が脱税したいとなれば私に金を預ける。”

だいたいのF1ドライバーはモナコに住んでいて、

スイスの口座持っていますけどもね・・・

あなたは、

走るマネーロンダリングか、銭ゲバ!!!

詳しくはインタビューを。


とはいえ、タキ井上はレース毎に速くなり、

そのときのチームオーナーにシーズン途中で、

“お前にはF1を走る速さがない”

とクビ宣告されたが

契約を盾にシートに座り続けて、

最後には、

チームオーナーに、

”お前は驚くほど成長した。来年も乗せてやる”

と言われたそうです。

下位のチームの割に悪くない結果をタキ井上は残しましたと思います。

残念なことにそのチームは資金難で消滅し、

翌シーズンはシート得られませんでした。

今現在、お金で乗ってるとされるインド人ドライバーの

ナイレン・カーティケアンよりは速い気がします。

そういえば、小林可夢偉がシートを失えば、

唯一のアジア人F1ドライバーはカーティケアンということになります。

(それらしい実績のドライバーがいないにもかかわらず)

中国人F1ドライバー誕生の噂は絶えませんしね。

もちろん一部のトップドライバーは

何十億という給料をもらっているわけです。



そんなタキ井上ですが、

ヨーロッパで有名なのはそんなことではありません。

彼は、

轢かれるんです。

なににって・・・

車に・・・。

1995年第5戦モナコGPではリタイヤして牽引されているとき、

オフィシャル・カー(レース中断するときに先頭走る車。普通乗用車)

に激突される。

同じく1995年第13戦ハンガリーGPではエンジントラブルでリタイヤし、

火が出た自分のマシンを消火しようとしたところレスキューカー

に激突される。

笑っては不謹慎ですが、

レースファンにTakiと言えばニコヤカに笑ってもらえるでしょう。

そんな伝説の持ち主。

今もモナコに住んでるみたいで、

レース関係の仕事してるようですが、

実際に何をしてるかはわかりません。

Twitter面白いですが、

その更新頻度からする・・・暇そうにしてる気がします。




 


↑ F1は危険なスポーツです。



お金の話のついでですが、

最近ジョージ秋山先生の名作漫画『銭ゲバ』をようやく購入しました。

松山ケンイチ主演でドラマ化したので知ってる方も多いかもしれません。

銭ゲバ 
 

なかなか手に入らなくて探していたところ、

ようやく幻冬舎文庫版のを某古書店にて発見し購入。

100円コーナーで発見したのにもかかわらず、

レジにて会計400円と言われて、

よく見たら一冊は100円でしたがもう一冊は300円になっていました。

細かいお金のことに頓着しないわたくしは、

そんなこともあるかと思いお金を払いました。

そして読もうと思ったところ、

なんてことでしょう。

上の写真見てもらえばわかるとおり、

よくよく見たら、

なんとわたくし、上下セットではなく、

下をニ冊買っていたではありませんか!!

しかも一冊は300円で・・・ククク



と、この記事は一ヶ月以上も前に書いたのですが、

返品もせずいまだにくよくよしている次第であります。

そう考えると、わたくしかなり肝っ玉の小さな“銭ゲバ”であります。

いつかタキさんのようにでっかい“銭ゲバ”になりたいものです。

もちろん下巻だけ読みました。

ワカチコ

ワカチコ


(了)




全国の山ガール&山ボーイ、
山親爺&山姥の皆さんコンニチハ。

今回のテーマは“あきらめない心”ですね。

そんな大事MANブラザーズバンド的なことを言いだすには理由がありまして、
わたくしの三番目の姉がながいこと病気を患っており、
すぐに生命にかかわる類の病ではないのですが、
それで仕事に支障があったりして
(表面上は平静を装っておりますが)それなりに悩んでるのではないかと思われるのです。

不肖の弟としては励ましてあげたいところなのですが、
わたくしにできることなんてのはとても限られています・・・。

そこで考えたのは
生まれついて生粋の冒険家でアルピニスト
であるわたくしには、彼女を背負ってでも登山へ連れていく位しかできないのではないかと思いました。
やはりどんな山でも登頂したときには清々しい気持ちになるものですから。

著名な登山家の名言格言などを読んでると、
数々の最高峰を制覇する礎となるのは、どんな困難なことが目の前にあっても“あきらめない心”なのではないかと思われますからです。


「あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない」
― 植村 直己 ― (『北極点グリーンランド単独行』 より)

さすが!言ってみたい台詞です。

という訳で、目指すのは名山の多い北海道でも山々の中でも、
深田久弥の定めるところによる“日本百名山”に数えられる、
大雪山系標高2141mを誇るトムラウシ山!でございます。
新得町トムラウシ温泉からの登山ルート。

そして温泉の多い北海道でも秘湯と呼ばれる、
ヌプントムラウシ温泉に浸かっておおいに癒されるというプラン。
ちなみにここは混浴!!
(場合によってはヒグマと混浴)


という予定だったのですが・・・
社畜たるわたくし前日遅くまで仕事をしていた為に
当日朝寝坊をしてしまいました。

とうていトムラウシ山の登頂に間に合う時間ではありません。
ここは登山をあきらめて、いや普通ならあきらめるところですが、
“どんな事態に直面してもあきらめないこと”植村直己の言葉がわたしの脳裏に焼き付いています。
目的地の変更です。

変更するには他にも理由があります。

①三番目の姉がサンダル履きで登場したこと。
 わたくしは生粋のアルピニストで彼女を背負って登頂する意気込みではありましたが、あくまでも意気込みだけでその気はまったくありませんし、そもそも背負うことができません。
 山をナメんな!
 
②登山経験が少ないこと。
 わたくしは生粋のアルピニストですが、前に登山したのは高校生の頃(何十年前のことだろうか)まで遡らなければいけません。
 山をナメんなって!!

③そもそも高いところが苦手であること。
 くどいようですがわたくし生粋のアルピニストではありますが、高所恐怖症につき高いところがまったくの苦手としているわけであります。言うなればスプラッシュマウンテンやビッグサンダーマウンテンですらダメである。
 だから山をナメんなってば!!! 


高速道路料金は誰が出す。
そもそも誰が車を運転する。
峠は怖いから通行したくない。
自分の好きな音楽を聞きたい。

等々言い争いの末たどり着いたのが、
サホロリゾート・ベアマウンテン。


ベアマウンテン②

ヒグマを放し飼いしているとこです。
マウンテンといえどバスに乗ってヒグマを見るサファリパーク方式。
まったくもってサンダルでOKだったということで・・・
まあ、マウンテンはマウンテンです。

 

切ない目をしたヒグマうやら
(餌待ち)

 

背中かゆいヒグマやら堪能。
(威嚇中)

ヒグマのことを北海道では山親爺と言うのですよね。

残念ながらスキーに乗ったヒグマはいませんでした。
これから冬になったらいるのでしょうか。

ランチパック「バス付入場券+ホテルランチ」3000円というのを選んだのですが、
こういのってアレですよね、
ランチなしで普通のバス付き入場券が2785円でその差がわずか215円という、
大変お得なプランなのですが、
いったいその差額はベア・マウンテン側が負担してるのか、
はたまたレストラン側が負担してるのか、
それとも折半なのか、
疑問に思うところです。
もしかして215円で十分元が取れる料理なのか、
まさかのヒグマが食べてるものと一緒なのか、
そこんとこ聞いてみなければいけないと思いましたが、
ヒグマはそんなことに答えてくれなくて、
ひたすら餌(犬用のペレット)を食べているばかり。

ベア・マウンテンから車で2分の場所にある、
サホロリゾートホテル内レストラン「サホロガーデン」にてランチ。
なにせ実質215円ですからドキドキして待つと、
普通の料理が運ばれてきてひと安心。



 

 

パン美味しかった。

 
魚料理を選んだ。
なんの魚かは忘れました・・・。



さて山の次は温泉です。
ここから車でもけっこうな距離ありますが、
ヌプントムラウシ温泉へ移動。
なにせ秘湯。
なにせ混浴。

とか言いながら道が通行止め!
さすが秘湯。
さすが混浴。

時間があれば歩いていくとこですが、残念ながら時間があまりない。
ここはあきらめて、いや普通ならあきらめるところですが、
どんな事態に直面してもあきらめないこと”植村直己の言葉がわたしの脳裏に焼き付いています。
目的地の変更です。


とりあえず一番近いところで安易に決めた、
湯宿くったり温泉レイクイン

くったり温泉①
くったり温泉② 

日帰り入浴470円。

ここでもソフトクリーム&入浴セットで500円というのを選ぶ。
(そういうお得セットみたいの好きなのですよね)

急遽決めた割には(小さめではありますが)とても良い温泉で、
お肌ツルツルになりましたわ。

(あまり何もしていませんが)疲れたわたくしは、
くったり温泉レイクインの休憩室にてぐったりしてしまいました。
うとうとしてると気持ちいいっすなんて思ってたら、
いつの間にか爆睡していたみたいです。

起こされると、
熟年夫婦一組しかいなかった休憩室もわらわらと大勢の人。
そしてメールが一通。

くったり温泉

(漫画カメラアプリで)姉からの写メで犯人扱いされてるではありませんか。
何の犯人だ。
そうです、
爆睡イビキ(と無呼吸)の犯人はわたくしですとも!!

身内とは言え、
女性に
『一緒にいて恥ずかしい』
と言われる始末。
屈辱。

逃げるように休憩室を後にしましたが、
ソフトクリームを食べなくてはいけません。
差引30円のソフト。

レストランでソフトクリームをもらってきたのですが、
とても愛想のよい若い女性の従業員さんで、
自分だけに愛想がよいのだとポジティブシンキングで、
“フフフ・・・山男にゃ惚れるなよ”なんて思いながら食べました。
なかなか美味し。
ニヤニヤしてると姉の冷たい視線が、
まだ『一緒にいて恥ずかしい』のね・・・。

そうして帰路につきました。
トムラウシ山登頂には失敗しましたが
(そもそも登山口にもたどり着いていませんが)
次の機会にリベンジということで・・・。


というわけで、
三番目の姉には“あきらめない心”そして“勇気”というものが伝わったでしょうか?

それに対しては、
『あんたのノープランにはあきれたわ』
そんなキツーイひと言頂戴いたしました。

ああ、そうえいえばあきらめてばかりの人生です。
半端者です。
姉の病気より自分の睡眠時無呼吸症候群の心配をしなければいけません。
人生ノープラン。
そんな秋晴れの一日。

家に着いてから、
また姉からのメール。
“一緒にいて恥ずかしいかった、
けど楽しかったよ”

あーよかった、
今日もお茶はうまい。
いろいろありましたが、
本日天気晴朗ナレドモ波高シ





北海道はいいところ沢山あるでよ。
みんな観光に来てね。
ノープランでもOK!
 
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必ず小さい熊の人形が入っていますよ。
カワイイっす。


(了)