2013.3.8
この日私は音楽の専門学校を卒業しました。
フリーターになって、音楽家になるんだと意気込んだ日です。
あれから10年ほど経ちました。
今では社会人になってます。
生きていくのは大変ですね。
それでも音楽を捨てることができませんでした。
無意識に音楽を中心に考えてしまうが故に、たくさんの方に迷惑をかけていると思います。
そしてどんどん孤立していったような気がします。
まぁいいでしょう。
10年間でいろんな事がありました。
覚えているのは悲しいことばかりで、絶対に楽しかった思い出もあるはずなのになぜか忘れてます。
2023年4月
最大級の悲しみの中、偶然か必然かレコーディングを実施しました。
□タイムマシン
人生で初めて2mixまでを完走させることができた曲。
この10年がムダではなかったという歌を歌ってくれました。
□ゆとり世代
ミックスダウンで師事した方に編曲の可能性を教えてもらえました。従って編曲は私じゃないです。
□青い鳥
学生時代に作っていただいた、イントロやadd9th。
使う意味がわからなかった自分も、サビ前の転調の仕掛けのコード進行が頭の中で鳴りました。
この曲で初めて納得のいく作曲ができました。
□月が消えても
理由なく大切な曲です。
10年前の自分が本当に伝えたかった言葉を、10年経った今の自分が見つけました。
この曲以上の歌詞を書ける気が今はしないです。
□いつかまた
カナダを離れるときに出会った人たちを想い作った曲。
どれだけ綺麗事を並べても、心の奥ではもう会わないだろうな…と思いながら作曲したのを覚えてます。
でもやっぱりいつかまた会いたいです。
専門学校時代に出会った”人”に歌ってもらいました。
今はただ、それだけを記しておきます。
日記のように曲を作ってます。
それは、すべての曲がそうです。
それゆえ職業作曲家になることもできなかった人間です。
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『⚪︎⚪︎さんは芸術性を追い求めてください』
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コンペに受かりたくて、最後に師事した編曲やミックスダウンのDTM師匠の最後の言葉。
真意はわからないですが、きっと職業作曲家としては厳しい頑固な性格、
自由気ままな性格を見抜かれてたのかなぁなんて思います。
だとしても有名な曲も、1人の人のために作る曲も、何かしらの願いやら想いが乗っていると、、、、
今はそう信じたいです。
違った形の音楽も発信してます。
ぜひ、聴いてみてください。
自分のことを
知ることも、
認めることも、
話すことも、
挑戦することも、
大切にすることも、
何もできなかった人が思い描いた曲たちです。
最近職場のギター弾きの方が曲を作りたい！！
とのことで手伝いをしました。
弾いていただいたメロディにコードを乗せ、アレンジをし、ミックスをする。
人が喜ぶ姿を音楽を通して体感することがこんなに嬉しくなったのは初めてかもしれません。
AIは否定しないし肯定的です。
ですが、人は誰もが作曲できると思っていて、その証明になりました。
音楽理論がなくても、音痴でも、スポーツ一筋でも、ゲーマーでも少しの行動で変わるんだなぁと思いました。
そんな、ちょっとの行動をしたい人の手伝いができる仕事をしたいなってなんとなく思います。
その人の人生がちょっとでも変わる気がするからです。
そのために、今年はたくさん曲を作って
たくさん編曲とミックスを積み重ねたいです。
引き出しの多さだけが取り柄でしたから、編曲やミックスでもやれるはず。
もっと自信がついたらこのネットワーク時代を活かし営業マンになって
心の底から歌いたい人に出会いたいです。
そんなことを10年経った今、思います。
変われたでしょうか？
それは自分では決めれないんですけど、これからもたくさん恥をかきながら前に進みたいです。
この年齢になると頭が凝り固まってるのが見え始めていて辛いですし、
それでもまだ子どもっぽいところもありますが
逃げてはいけない場面で逃げないように、、、
どんどん曲を作りたいと思います。
ここまでありがとうございました。
次くらいはもう少し短い文章になるかと思います。
2024年4月4日