恵比寿ガーデンシネマにて掲題作を見てきました。
デプレシャン作品は苦手だったのですが、前作のキングス&クイーンで克服?したので、今回はリラックスして見れました。
彼の作品は比較的長尺なので、作品に共感できないととても長く感じるのです。
「エスター・カーン」は残念ながら、そう感じてしまいました。
ところが前作辺りから、演出・表現が頷ける場面が増えたことが大きいでしょうか。
今作も家族の中のそれぞれの感情が表されていますが、中心は憎しみと融和ですね。
前作でも心の中でずっと娘を憎んでいた父が登場します。
この作品でも母と息子、姉と弟の間の憎しみが…
またそれぞれの家族の間でもすべての感情を共有できているわけではなく、どこかに齟齬を感じている。
ドヌーブの母に息子がマチュー・アマルリックとメルビル・プポーって本当にいたら、個性的な家族ですよね。
ドヌーブが「暗い、裏のある娘だ」と評していたプポーの妻をドヌーブの実の娘キアラ・マストロヤンニが演じているのも面白いです。
アマルリックの恋人役はエマニュエル・デュボス。
彼女は不思議な女優ですね。見方によっては美人にも不美人にも見える。
私は不美人演技の「リード・マイ・リップス」の彼女が好きです(‐^▽^‐)
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキもそう思いますが、いかがでしょう。
初見ですが、ローラン・カペリュートもなかなか味がありますね。
今後も脇で光る演技を見せてくれそうです。
