
何は無くとも、まずはコイツだコイツ笑

流石は店舗名に『つみ草料理』と冠するだけあり、盆には活けられた二輪のタンポポが添えられていた。
これがまた何とも可憐で、昼下がりと言う時間帯に飲む日本酒との対比に、何とも言えず『な、何かスミマセン。ダメ人間で笑』なんて、ちょいと卑屈な気分になったり笑
しかし、それもまた酒を味わう上では大切な『調味料』である。
店側の粋な計らいに感謝、感謝だ。
ダメ人間と再認識させて頂き、誠に有り難うございま…誰がダメ人間だコノヤロウ!!(おちつけダメ人間)
それはそれとして、この時に飲んだ冷酒は本当に美味かった笑(それ見た事かダメ人間)

此方は、合わせて頼んだ『野遊び弁当』。
地野菜の天麩羅や蕎麦、芋ご飯のオムスビ等が楽しめる膳で、昼飯としてはもちろんの事、酒のアテとしてもお誂え向きである。
ちなみに、此方の盆には活けた野紺菊が添えられていた。
この菊にしても、先のタンポポにしても、何て事は無い。
俗に言ってみれば『雑草』である。
だが、どうだろう。
こうして可憐な姿を目の当たりにすると、『雑な草』などと言った言葉で十把一絡げに括るには、余りにも勿体無い。
その姿からは、商品用として温室で大事に大事に育てられた訳では無い、野草だからこその美しさ、可憐さ、そして強さや儚さを感じる事が出来る。
…などと、柄にも無い事を考えてしまうのも、ひとえに酒のせいであろうか。
いや多分、この『一人旅独特の雰囲気』と言う物に浮かされてしまっただけだろう笑

丁度、俺の座っていた座敷の直ぐ後ろに画像の通りの庭が広がっており、この庭を挟んで反対側にてテレビ番組の撮影は行われていた。
給仕の女性に尋ねた所、何かしらケーブル系の情報番組だった様である…が、余り興味も湧かなかったので、その仔細までは聞かずにおいた。
目の前の揚げたての天麩羅をアテに酒を楽しむ事の方が、その時の俺にとってはよほど重要であったが故に。
そう、一言で言うと『それどころでは無かった』笑