★坊ちゃん列車に乗りたくて。~内子町5~ | 俺説紛々

俺説紛々

色々な俺説が入り乱れて、まとまりがつかない様。
また様々な憶測が乱れ飛んで、中々真相が掴めない様。
俺の在り様。

落ち着いた雰囲気の座敷にて、冷たいお茶で喉を潤しつつ、お品書きを眺める。



何は無くとも、まずはコイツだコイツ笑



流石は店舗名に『つみ草料理』と冠するだけあり、盆には活けられた二輪のタンポポが添えられていた。

これがまた何とも可憐で、昼下がりと言う時間帯に飲む日本酒との対比に、何とも言えず『な、何かスミマセン。ダメ人間で笑』なんて、ちょいと卑屈な気分になったり笑

しかし、それもまた酒を味わう上では大切な『調味料』である。

店側の粋な計らいに感謝、感謝だ。

ダメ人間と再認識させて頂き、誠に有り難うございま…誰がダメ人間だコノヤロウ!!(おちつけダメ人間)

それはそれとして、この時に飲んだ冷酒は本当に美味かった笑(それ見た事かダメ人間)



此方は、合わせて頼んだ『野遊び弁当』。

地野菜の天麩羅や蕎麦、芋ご飯のオムスビ等が楽しめる膳で、昼飯としてはもちろんの事、酒のアテとしてもお誂え向きである。

ちなみに、此方の盆には活けた野紺菊が添えられていた。

この菊にしても、先のタンポポにしても、何て事は無い。

俗に言ってみれば『雑草』である。

だが、どうだろう。

こうして可憐な姿を目の当たりにすると、『雑な草』などと言った言葉で十把一絡げに括るには、余りにも勿体無い。

その姿からは、商品用として温室で大事に大事に育てられた訳では無い、野草だからこその美しさ、可憐さ、そして強さや儚さを感じる事が出来る。

…などと、柄にも無い事を考えてしまうのも、ひとえに酒のせいであろうか。

いや多分、この『一人旅独特の雰囲気』と言う物に浮かされてしまっただけだろう笑



丁度、俺の座っていた座敷の直ぐ後ろに画像の通りの庭が広がっており、この庭を挟んで反対側にてテレビ番組の撮影は行われていた。

給仕の女性に尋ねた所、何かしらケーブル系の情報番組だった様である…が、余り興味も湧かなかったので、その仔細までは聞かずにおいた。

目の前の揚げたての天麩羅をアテに酒を楽しむ事の方が、その時の俺にとってはよほど重要であったが故に。

そう、一言で言うと『それどころでは無かった』笑