会社に行かなくなり、自転車に乗る時間は増えたが、歩く時間は極端に少なくなった。これではいけないと思い、週に一回は歩きに出かけることにした。今回は曽爾高原から倶留尊山を経由し、旧美杉村に降りるコースを歩いた。

 

 名張市内の中川原バス停からバスに乗ると、乗客が乗っていたことに驚いた。若いカップル、外国の方、若いソロ客、合わせて6名だ。曽爾高原に入るとさらに驚いたことに、ファミリーや若者グループが結構おり、お亀峠へ上っては写真を撮っている。倶留尊山方面へ歩き出す人は他にいなかったが、想定以上の観光客だった。

 

 倶留尊山ヘの入り口に管理小屋があり、入山料500円を支払うよう箱が置いてある。裏手にはトイレもあり、繁忙期には飲料も販売しているようだ。

 

 二本ボソのピークを越え倶留尊山到着。あたりはキリがかかっているが、美杉集落は晴れている。どうやら山頂辺りに薄雲がかかっているようだ。

 

 倶留尊山をそのまま通り過ぎ、美杉方面へ降りてゆく。木の枝に目印のテープが張られておりトレースははっきりしている。西浦峠方面の矢印を見落とさなければ迷うことはない。

 

 西浦峠は東海自然歩道に含まれており、道標がにぎやかだ。

 

 日神(ヒカワ)渓谷方面に降りてゆくと、道はダブルトラックの林道になる。渇水で期待を裏切る状況の日神渓谷を行き過ぎ、国道沿いの旧美杉村飯垣内に出る。

 

 バス停でバスの便を確認すると、2時間30分待つことになるので、仕方なく歩いて名張市へ向かうことにする。いつもは自転車で駆け抜けていく道をてくてく歩いていると、自転車のありがたさが感じられる。

 

 比奈知ダムでブースターとしてコーラを飲みラストスパートだ。結局、バスを待って帰るのと、そう変わらない帰宅時間だった。

 

 

240816_曽爾~倶留尊山~美杉 / うみかもめさんのハイキングの活動データ | YAMAP / ヤマップ

240816_倶留尊山から美杉村飯垣内に下山後、バスがないので歩いて帰宅 / うみかもめさんのウォーキングの活動データ | YAMAP / ヤマップ