140813 剣山スーパー林道
剣山スーパー林道の起点は上勝町だが、少し手前の勝浦町の道の駅に車をデポする。90km近くの林道を走り、道の駅まで帰ると200km近くになる。1日で走れる距離では無いと判断し、林道終点でツエルトを張り、一泊する装備をサドルバッグに詰め込んだ。UL装備とはいえ、そこそこの重量だ。後に林道の下りでVIVAのバッグサポーターは曲がってしまった。
 
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上勝町からスーパー林道に入る。国道上から道標が出ており、道を間違う心配は無い。
林道に入りしばらくは荒れた道が続くが、程なくきれいなコンクリート舗装の道になる。道幅も広く路面に気を取られること無く、ただ日照と勾配だけと闘う。
 
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コンクリート舗装は峠まで続くが、下りはダートになる。峠から雲の中に飛び込むように走り下る。比較的大きな砂礫のダートで、台風に伴う大雨の残渣らしく路面はところどころ川のようになっている。
 
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ダートの下りは雲早トンネルで一旦終わり、県道を下りスーパー林道第2部に入るが、キャンプ道具が重いためか、思った以上に時間が過ぎている。十分とは言えないが、水場さえあれば泊まれる装備は積んでいるので、行ける所まで行って林道端でツエルトを張るか、エスケープルートを通り、道の駅に引き返すか悩むところだ。体力が無く疲れが先に立つと弱気なことしか考えない。また、林道は新しい土砂を入れた後、重機でならしたような道で、自転車で走って面白い道では無い。完全にオートバイを意識した道の造作で、事実オフロードバイクは多い。
タイミング良く?パンクしたのでエスケープルートで道の駅に帰ることにする。
 
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国道193号線を南下し県道16号に入る。道路横の滝のすごい水量と、直近に発生したと思われる落石にびびりながら走る。県職員の車から2輪は通れるようになったけれど、路上は荒れているので、転倒・パンクには気をつけてと声をかけられる。
 
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水害で大変な時にのんきにサイクリングしている自分を少し申し訳けなく思いながら、道の駅に戻る。途中の新坂本トンネルでおばさまにジュースをいただいた。お遍路さんでは無いけれど、苦しそうに見えたのか。何にしろ、ありがたい。
阿波踊りで人出の徳島中心部を通り抜け、走り通せなかった少し苦い思いを胸に帰宅した。
 
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