サイクリングを、「鳥の声、渓流を聞きながら心穏やかに、車に脅かされること無く緑の道をただ自転車で走る」と定義すると、今日は1日まさにサイクリングでした。
名所があるわけでも無い、名前のついた峠を越えるでも無い。ただ、気持ちの良い青空の下で緑の林道に浸っていました。
 
5月初めの新緑が新就学児に例れるとすれば、6月中旬の林道は変声期を過ぎた中学生から、少しおっさんの入った高校生風の木々で覆われていると言える。子供が大きくなるのはあっという間と言うが如し・・・。
道の駅ふるさとセンター大塔を走り始めてすぐの浦谷トンネルは旧トンネルへ向かう。
 
トンネル直前に山が開け、気持ちが晴れやかに解放される。旧道をたどって良かったと思う瞬間。
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旧浦谷トンネルは素掘りの吹きつけで、照明は一つも無く、トンネルの向こうはもちろん、地獄の入り口すら見えない真っ暗け。1999年まではこのトンネルを使っていたとは、地元の方々のご苦労がうかがえます。
 
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国道371号は高尾山のあたりで分断されており、バイパスするように木守平井林道が通っている。だらだらと登り、名の無いピークを越える。下をのぞくと行く道が見える。
 
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国道371号の続きに合流し古座川方面へ下り、湯ノ花温泉から将軍川林道へ入る。
切り通しのピークを越え、日置川まで下る。
 
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道中、補給をするお店は無く、クマのプーさんくらいしか補給できない・・・。
 
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このあたりの道ばたに木の株をくりぬいたミツバチの巣箱がおいてあるが、蜂が出入りしているのを見るのは初めて。
 
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復路は新浦谷トンネルを越えて道の駅へ戻る。
道の駅で蜂蜜を売っていた4700円也。
 
 
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