140426 大塔~安川林道大杉隧道~小辺路
阪和道を終点まで走り、道の駅大塔へ。
役所にあるニホンカモシカの微妙なゆるキャラに送られて走り出す。
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田んぼに水が入り蛙の鳴き声がうるさいくらい。
和泉工場に異動してからは通勤路に田んぼが無く、忘れていた蛙の声だ。
 
安川林道入り口に熊注意の看板だけど、イラストは恐ろしげな羆のもの。
紀伊半島には月の輪熊しかおらず、月の輪熊は人間の存在に気付けば自ら逃げていくのが常だと聞く。先日鉢合わせしたイノシシも自ら逃げていったし、鹿もそう。現在の日本で人間に吠えかかり向かってくる獣は犬だけだと思う。
注意が必要なのはリードにつながれていない田舎の犬ですね。
 
林道は舗装路で、路面はクヌギやナラの落葉で覆われている。
 
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ドングリの木の、生まれ変わった若葉が目にまぶしい。若葉に透ける黄緑色の陽光の中で走るのはこの時期の喜びの一つですね。
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山の上の方にまだ道は見えるけれど、脇を見ると峠の大杉トンネル。得したような残念なような・・・。
 
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峠を越えた本宮側は引き締まったダート道。
若葉を通した陽光、鳥の声、渓流の音が絶え間なく聞こえる。半袖・レーパンで初夏のような風を一身で感じながら走る。
 
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コーナーを曲がる度に新緑の風景が広がり、幸福感に満たされていく。少々興奮気味で次のコーナーを楽しみに下っていく。
 
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陽だまりの中でお昼ご飯。今日のおにぎりは梅干し。
 
熊野古道小辺路は山道もあるけれど、ほとんどはサイクリングロードのような小道だった。ツアーの団体さんも歩いているので、早々に駆け抜ける。
 
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牛馬王子あたりで、風が強くなり空が暗い。トンネルを越えて対向から来る車は濡れている。旧道のトンネルを越えるとやはり雨。しとしとと降る雨の中をウインドブレーカーを着込み走る。レーパンの脚が寒さで強ばる。雨が降るとは大誤算だった。
帰宅後、気象庁HPの記録を見ると、和歌山県のなかでもこのあたりだけ降雨があったようだ。
 
 
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