10月22日、私の通っている大学の公開授業「地域社会とマスメディア」では、大学生新聞「キャンパスカフェ」の取り組みについて、芸短大2年の赤池すずか先輩と森本絵美莉先輩が話をした。
「キャンパスカフェ」は学生による新聞記事の制作紙面で、毎日新聞大分版に2007年10月から掲載されている。今年10月で37回目の掲載となった。現在は約20名の学生が参加している。その取り組みの内容を、2人は体験談として語った。
赤池先輩は昨年12月、第2回日韓次世代交流映画祭(別府市)の際、映画「国家代表」のキム・ヨンファ監督を突撃取材した。面白いことに、映画祭ディレクターの下川先生から「行ってこい!」と後押しされての取材だったらしく、「そんな無茶な」と思いながらも、映画をみて一生懸命に質問内容を考えたという。APUの学生に通訳してもらい、取材は予定時間を越えて無事に終わり、達成感を得たという。
またAPUの韓国留学生であるキム・ゼウさん、キム・ソクジンさん、キム・チャンヒョンさんも教壇に立ち、映画祭での体験談を語った。
「情熱+若さ+通訳=日韓次世代交流映画祭」。韓国語の通訳とゲストの案内を担当した3人は映画祭での取り組みをこう表現した。そして、その際の様子の写真やビデオで見せてくれた。
日韓両国では、当たり前だが、その国の形に添って教育をされてきたし、日韓間で問題が起きニュースになったりすると、やはりお互いの「愛国心」も出てくる。しかし、そのギャップを埋める事が、この映画祭ではできる気がする。
こう語った韓国人留学生たちの言葉に、私は「日韓の懸け橋」がみえた気がした。「愛国心」を意識していない年代の私には、少なからず、重みのあるリアルな気持ちを感じた。
私は、11月に竹田市長湯温泉で行われる「第1回日韓短編映画祭」の学生スタッフの一員である。韓国映画に直接触れられる機会だ。緊張感もあるが、とにかく映画祭に向けての仕事を頑張りたい。行動してみないと、なかなか本当の中身はみえてこないと思う。(ラジマガちゃん)
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大学の授業での感想をかいたので、掲載してみました。日韓短編映画祭への思いは深まるばかりです。