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radicalteenager-foreverのブログ

感じるままに 叫んでみよう

 

朝から大量の下剤と水分を飲みました。

飲み過ぎで吐きそうでした。

アルコールじゃなくても飲み過ぎて、吐きそうになるんだなぁ~😱

 

ビールの缶(500ml)は、大きさを示すためのものです❗️

 

8月はナント、結果的に「ブロガーさんセレクト月間」となりました音譜

Mさんがブログで紹介してくださるいろいろな本。

おもしろそうだなと思うとすぐに図書館に予約するのですが

貸出可能のタイミングが8月に集中しましたアセアセ

同時に3冊が貸出可になり、貸出期限内に読むために必死でしたが

どれもおもしろかったので余裕で読み終えることができました合格

 

まずは…

 

 

 

香川県も舞台になっているという一言で即予約!

私自身は初めて読む作家さんの作品です。

あとがきから読み始めたところ「あとがきから読む人もいると思う」

という文章から始まっておりびっくりびっくり

表紙も香川県をイメージしたものになっているのですね。

犯罪社会学者とミステリー作家コンビが警察の操作に協力し

解決に寄与するというもの。

コンビ間のやりとりも面白いのだと思います。

シリーズもののようですが、初めてでも十分楽しめました。

特にこのコンビが真実を知るために香川県を訪れている第5章。

偶然、帰省中に読むことになったのでより没入感が強かったです花

 

 

次は・・・

 

女性作家(に完全に限っているわけではないようですが)さんが

集まって、ひとつのテーマを決め、それぞれに短編を執筆。

それを集め一冊の本にするというもの。

すでに8冊出版されているようです本

今回のテーマは「ラスト・メッセージ」ベル

11人の作家さんの作品が収められています。

知っているひとはひとりもおらず、

ブロガーさんの紹介がなければ手にしていなかったと思います。

メッセージと言ってもいろいろあるんだなと…

手紙、日記、暗号、会話、絵などなど。

どれもおもしろかったですが、「妻と猫に残したメッセージ」、

亡き祖母の日記にあった「やり残したこと」の話

息子の友人から届く「お礼の手紙の話」、

祖母の最期のことばと家計簿から始まる「思い出巡りの話」が

よかったです照れ

私は「家族の話」が好きだなと思いました。

短編集なのでさっと読めるし、バラエティに富んでいたので

あっと言う間に読み終えましたビックリマーク

 

 

 

 

受賞芸人さんが「大好きな作家さんのひとり」として

よくお名前を出している作家さんで

私自身も読んでみたいと思っていたものの

手にする機会がないままでした。

 

タイトルとなっている一話目

父子が営む中華料理店でアルバイトすることを決めた主人公。

ところがいざ仕事を始めると仕事に必要なことばが口から出てこない。

そんななか文字を読み上げることでそれが可能になることを発見。

そこで必要なやりとりをQ&A方式でまとめたノートを作成し、

それを読み上げることで働き続けていた。

そしてノートが不要になって来た頃、同じく読み上げることでしか

発語できないアルバイトがやってくる。

その人のために関西弁Verのノート作りを依頼される主人公。

しかし、このアルバイトと父子が家族にようになっていくことに

嫉妬した主人公は…

『終盤の会話』を「普通の会話」だと勘違いしていた私は

心温まるよいお話だったなと思いながら次の話へと読み進めました。

 

ところが…

 

第2話は、天邪鬼な少年を「嘘つき少年」といじめてきた姉弟。

自分たちの身を守るため隠した「事実」が、

結果的にこの少年の「嘘」になってしまう。

その結果、昔父親が発したことば通り、「人の意識のなかから

存在を消されてしまう」というなんとも後味の悪い話。

 

第3話は、いつもお腹を空かせている子どもにお菓子などを与え、

貧困家庭の子どもを救っている気分に浸っている妻。

過去に隠し事を共有した夫とともにまたもやこの子どもを巡って

隠し事をすることに…。

なのに、そんなことはなかったかのように

次はDV受けているらしい女性のことが夫婦の関心ごとに…

何が「良心」なのかが問われ、善意というものの怖さを

表している作品でした。

 

第4話は特に何の楽しみもなく、非正規雇用先と狭いアパートの

行き来だけの日々を送っている主人公の女性。

あるパートさんについて「借りたお金を返さないので気を付けて」と

忠告を受けたにもかかわらず、なぜかそのパートさんが

自分の家で夕食を作る関係に…

お金は借りないが光熱費水道代を浮かしている感があるものの

直接に的にお金を無心されたわけではないのでなすがままの主人公。

しかし、ちょっとしたハプニングからお金を貸すことになってしまう。

その日、主人公のアパートで作った食事のレシピを残したまま

そのパートさんは仕事を辞め、姿を消してしまう。

ただ、このレシピがきっかけとなり主人公は自炊をするようになる。

果たして姿を消した女性の目的はなんだったのか?

釈然としない感が残るお話でした

 

と、読み終えたところで

1話だけテイストが違うことに違和感をもちますアセアセ

そこでブロガーさんの感想を改めて読み直し、

自分の勘違いに気が付きました!!

『終盤の会話』を「普通の会話」ではなく『Q&A上の希望的妄想』

だったのですね。こわいわぁ~ゲッソリ

 

最後は…

 

 

タイトルにも、作家さんにも魅かれることがないため

ブロガーさんの紹介がなければ100%手にしていない

一冊だったと思います。

 

ワニや爬虫類が出て来る話かと思いきや、

老舗陶器店が舞台の話。

タイトルの「クロコダイル・ティアーズ」には「嘘泣き」という意味があり

それがキーワードになっているサスペンス作品でした。

老舗陶器店の息子が殺され、早々に犯人が捕まるも

息子の妻にそそのかされたと証言する犯人ビックリマーク

息子の死に際しても、この証言についても妻の反応からは

真意がつかめず疑心暗鬼になった周囲がこの妻の言動に

翻弄されていく。

後半は陶器店から紛失した貴重な陶器と開発計画の関連についての

話にシフトしていくがそこでもこの妻の言動が不可解で…

最後はさわやかに終わっているのでが、私はすっきりしませんでした。

無意識なのか意識的なのか分からないけど、

ミステリアス風を装うこの妻の存在が原因で気を病み、

亡くなってしまった女将さん(息子の母)が不憫で…タラー

自分の言動が周囲を不安にさせているのではないか

ということくらいちゃんと考えろよむかっ

よく平然と生活していられるものだむかつき

というような怒りが妻に対して残りました。

 

いろいろな感情を抱かせてくれる1か月となりましたスター

ありがとうございます、Mさん飛び出すハート

まだまだ移動中は爆睡の日々…アセアセ

 

 

パンとスープとネコ日和の第2弾チョキ

お店は客足が落ち着き、仕事にも多少慣れてきたものの

一方でこのままお客さんが減ってしまったらどうしようとか

何か新たなことを展開させた方がよいのではないかとか

いろいろと悩み始める主人公。

また、ネコのたろがいなくなった生活に涙、涙の日々

自分がたろを死なせてしまったと責め続けている。

そして、向かいの喫茶店のママさんや尊敬する料理学校の先生の

姿に感じる老いに、自分の将来を重ねたり…

泣いたり悩んだり不安になったりがメインになっているが

最後に新しい出会いがあり、希望が見えて来る虹

第3弾では、新しい展開が描かれそうで、楽しみです猫

 

 

 

上記、第3弾です。

第2弾の最後にやって来た二匹の猫とのかわいい描写がメインです。

「たろ」という名前から「たい」と「ろん」と名付けられたやんちゃ猫黒猫

第2弾に書かれていたお店に対する不安はあるものの

なるようにしかならないと思えるようになるが

それはたいとろんの存在と関係するのではないかと思う。

お店を開店した時から右腕として支えてくれているしまちゃんにも

新たな生活が…ピンクハート

第4弾でそのあたりが描かれるかな?

この本のタイトル「優しい言葉」は作品のなかでたくさ

んちりばめられているけど、一番ダイレクトに描かれている

「口から出す言葉のひとつひとつは、とても大事だ」と分かった

しまちゃんが反省した場面が愛おしい音符

この本の最後にこの作家さんの書籍紹介が掲載されており、

また気になる作品を見つけてしまった!!

しかも現段階でシリーズ第6弾まで発刊されているじゃないか~!!

どうしよう~アセアセ

別のSNSでフォローしている古書店店長さんが「未読だった本を

一冊読むことは未読本が一冊減るのではなく、

新たに読みたい本がうまれる」というようなことばが

身に沁みるね~てへぺろ

 

 

休日、何気に立ち寄った本屋さんで見かけたポップの内容に魅かれ

図書館で予約てへぺろ

またまた共同生活の物語キラキラ

幼い頃、母が家を出た後、コーヒー好きの父親とふたりで

暮らしてきた主人公・香良。

父亡き後、引き継いだコーヒー専門のカフェを営みながら

静かに暮らしている

そこにモラハラ夫と離婚し、経済的な不安を抱え転がり込んできた

「心友」三樹子の提案でシェアハウスを営むことに…

 

初の入居者は愛犬「ツン」とやって来た西郷ドン似の里子さん。

養父母の期待通りに生きることを強いられてきたが、

50歳からは自分の好きなように生きようと仕事を辞め、

新たな人生スタートの場を探していた

このシェアハウスでの生活も最初は一時的なものと

考えていたのだけれど…

養父母との関係、自分を手放した実父母とのことなど

重い過去を抱えた里子さん

その里子さんにそっくりな人が近所をうろついているようで…

 

次にやって来たのはキレイで、スタイルもよくて、性格もよいけど

イビキがすごいあゆみさんzzz

香良の父親の弟がマスターとして営むコーヒー豆の焙煎所で

アルバイトをすることに…

どうやらあゆみさんはこのマスターに想いを寄せているものの

それを素直に出せない理由があるようです。

一方でマスターにまとう「なぞ」も…。

その一つが香良との間にあるようで…

 

最後は同居していた息子夫婦に家を勝手に売却されて上に、

息子夫婦に家を追い出された千恵子さん。

行く所がないので仕方なく暮らしているため、

なかなかみんなに馴染めない

自分の役割や居場所がなくなっていることへの不安と不満が

周囲の優しさや思いやりに気付けなくさせていくようです。

 

ある日、焙煎所を営む叔父から呼び出された主人公。

そこである真実を告げられ、一通の手紙を渡される。

紫陽花の名の由来は「集真藍(あづさあい)」…あじさい

集まると真藍(=青)になる。

このシェアハウスを紫陽花のようだと表するある人からのメッセージ

とてもよい話でした音譜

 

冊数は少ないけれど充実した読書lifeでした照れ