今日は、東京都知事選の投開票日であるが、今回の選挙では尋常でないほどの立候補者が乱立し、尋常ではない選挙活動をした輩もいた。そんな候補者のなかには、地味で目立たない人もいたりする。ということで、今回の鬼地街~は、本当に地味で目立たなかった5ドア車をピックアップ。
*T12型オースター・ユーロハッチ
T12型のオースター/スタンザ自体、2台合わせての月の平均販売台数が1,000台程度と不人気車の王道を歩んでいたが、その中でも5ドアのユーロハッチは超希少なモデルであった。前期モデルではDOHCターボを搭載したモデルまでラインナップされていたが、後期ではベーシックエンジンのみのラインナップであった。
*U12型ブルーバード・オーズィー
ブルーバードがU13型へモデルチェンジする数ヶ月前に販売というやる気が微塵も感じられないモデルであった。名前の通り、オーストラリアで販売されていたモデルを日本の法規に合わせたものであった。
*V10系ビスタ
トヨタ初の横置きFFであったV10系ビスタ/カムリであるが、そのビスタには5ドアが用意されていた。ただ、V10系が地味な存在感だったこともあり、5ドアがあったということ自体、知られていない気が。なお、CMキャラは前期が松平健、後期がビートたけしであった。
*E80系カローラ/スプリンター
80系といえば、言わずもがなでAE86が真っ先に頭に思い浮かんでくる中、カローラ
/スプリンターに5ドアのリフトバックがあったなんてことは知らない人が殆どでは?
*コンチェルト
アウディ風の6ライトセダンをリリースするのが初であったホンダのコンチェルトであるが、そんな地味なコンチェルトに5ドアがあった。当初はSOHCのみという展開だったこともあり、ホンダファンでもこのコンチェルトの存在知らない人多いのでは?
*アンフィニMS-6
マツダの多チャンネル化の商品ラインナップ拡充のため、クロノスベースで開発された5ドアである。姉妹車にテルスターTX5があるが、あちらのほうには2.5Lモデルが存在したのに、こちらには用意されていなかった。地味な車ではあるが、リアデッキがウイング一体型と凝った作りになっていた。
また次回お会いしましょう。