今回の鬼地街~は、前回に続き、ロンブーの亮に乗ってほしい旧車をピックアップ。

 *G100系シャレードGT-ti/GT-XX

 3代目のシャレードであるが、当時1000㏄で初のDOHCターボを搭載したモデルである。105psのパワーは30年以上経過した現在でもハイレベルである。これが800㎏程度のボディに積まれるのだから、遅いワケがない。

 *BF型ファミリアGT-X or ∞

 ファミリアがFWDとなってから2代目のモデル。GT-Xは当時国産車初のフルタイム4WDを採用したモデルで∞(アンフィニ)は走り重視の軽量なFFモデルであった。共に1600㏄のDOHCターボを搭載している。GT-Xはリアスポイラーが2枚あったのが印象深い。亮が今回買おうか悩んでいるAW11のライバルでもあった。

 *HB型コスモ

 4世代あったコスモの歴史の中で唯一、ルーチェと兄弟関係となったモデルで、歴代で一番長く販売されていた(1981~1990)。ボディは2ドアの他、4ドア(セダンとHTの両方)が存在した。ロータリーエンジンは12Aのターボと13BのNAが搭載されていたが、どちらに乗るかはおまかせで。

 *DA型フォード・フェスティバGT-X

 上のシャレードやEP71と同じ時期に販売されていたマツダのコンパクトHBであるが、このGT-Xはフェスティバ唯一のDOHCエンジンを搭載したモデルであるが、排気量が他のモデルと異なる専用のものであった。パワーはそんなにないが、パワーを使い切るという感じを堪能してもらいたい。

 *AX型アルシオーネ

 ここは、旧車で注目されているSVXではなく、その前の型のモデルに乗ってもらいたい。エンジンは、スバル史上初の2700㏄水平対向6気筒エンジンER27型が搭載されたものですな。

 また次回お会いしましょう。