今の国産車において、スライドドアを採用する車が増えているが、かつてスライドドアを採用していた車というのもあった。ということで、今回の鬼地街~は、かつてスライドドアを採用していた車をピックアップ。

 *アルト

 軽のエントリーカーであるアルトにスライドドアを

が採用していたと言っても信じてもらえないと思うが、存在した。3ドアモデルに設定され、フロントの2枚のドアが後方へスライドしたのだ。このコンセプトが21世紀になってプジョーが1006としてリリースしている。

 *ekワゴン

 今やN BOXよりも背の低い軽ワゴンでもスライドドアを採用している車が出てきているが、元祖は意外にも2代目のekワゴンであった。ただし、左側のみで、右側は普通のヒンジドアであった。また、左側は窓が開かなかった。

 *RVR

 RVRというと、今ではSUVであるが、平成初期にデビューした時はリアにスライドドアを採用していたワゴンモデルであった。でも左側のみで、右側はドアが運転席のみであった。

 *ラウム

 上のRVRを見て、トヨタがそれを少しコンパクトクラスでリリースしたのがラウムであった。もちろん、右側にもスライドドアはあった。

 *ポルテ

 アルトのスライドドアに似たコンセプトであったが、こちらでは運転席は普通のヒンジドアで助手席側だけスライドドアを採用していた。しかも、初代モデルはそれだけで、リアドアが存在しなかった。

 また次回お会いしましょう。