京急電鉄は19日、運転士が列車を運転中、急病などでハンドルから手を離すと非常ブレーキがかかる保安装置「デッドマン装置」が作動しないようヘアゴムを巻き付け、押しているように細工をしていたと発表した。事故などのトラブルは起きていない。

 運転士は同社の聞き取りに対し、「1年ほど前から眠気がつらくなったときにやっていた。非常ブレーキがかかってお客様に迷惑をかけたくなかった」と説明しているという。運転士はすでに運転業務から離れている。同社は運転士の処分を検討している。

 京急って、品川から川崎大師あたりまでの間にかなりの速度(100㎞/hは超えてた)で走行する区間があるが、こんなことされて、安全装置が作動しなかったと考えると、マジ怖ろしい。でも、これ、今回の運転士以外にもやっていそうな気が…

 vol.5334、これにて終了。