現在、国産車で排気量が1000㏄の車といえば、ヤリス、ルーミー、ライズ、クロスビーの4車種であるが、以前は、他にも存在した。ということで、「鬼地街だらけのくるませらぴぃ」第1弾(通し番号はくるませいかつから引き継ぎ)は、以前販売していた1000㏄の車をピックアップ。
*マーチ
つい最近まで販売されていたマーチであるが、3代目のK12の途中まで1000㏄のエンジンがラインナップされていたし、2代目までは1000㏄がメインであった。初代に至っては1000ccしかラインナップされていなかったし(でも、ヨーロッパ向けには1200㏄が存在)。
*カルタス
舘ひろしがCMキャラを務めていた初代モデルから1300㏄のGT-iがイメージリーダーになっていたが、実際の売れ筋は1000㏄であった。1300、1600はSOHC4バルブエンジンが追加されたが、1000㏄エンジンはSOHC2バルブのままだった。
*シャレード
乗用車で3気筒エンジンを最初に採用したエンジンであったシャレードであるが、3代目の最初までは1000㏄エンジンのみであった。1000ccのみとはいえ、DOHCターボエンジンの他、ディーゼルエンジンまで存在していた。
*ストーリア/デュエット
最終的に1300ccがメインになってしまったシャレードの後継的なモデルであるが、初心に戻ったかのように3気筒の1000ccエンジンをラインナップしていた。ストーリアがデビューしてから1年ぐらいしてトヨタからデュエットがデビューした。この型のストーリアには、コペンのエンジンの排気量をアップして4WD化させたストーリアX4が出現した。これ以外にもハイオク仕様の1300㏄がラインナップされていたが、あまり知られていないかも。
*ワゴンRワイド
文字通り、初代のワゴンRの幅をワイドにしたモデルであったが、エンジンは1000ccを搭載していた。このエンジン、なんと4気筒でDOHCターボまで用意されていた。
また次回お会いしましょう。