祭りの屋台で当時16歳の少年を深夜まで働かせたなどとして、警視庁少年育成課は児童福祉法違反と労働基準法違反の疑いで、神奈川県綾瀬市小園南、露天商、松本健治容疑者ら男女6人を逮捕した。松本容疑者は容疑を否認しているという。少年育成課によると、松本容疑者は神奈川県などで活動する的屋団体のトップを務めているという。少年は友人から紹介され、松本容疑者らの下で神奈川県内8カ所の祭りで、金魚すくいやかき氷販売などの屋台で勤務。遅い日には午前1時半ごろまで働かされ、遅刻すると殴る蹴るの暴行を受け、制裁金を求められたりしたという。

 祭りの的屋というと、どこか怪しい雰囲気が漂う感じがしていたが、こういう事件が発覚すると、「ああ、やっぱり」という気持ちになりますな。接客も良くなく、高価にもかかわらず、イベントの会場内ということでついつい利用してしまう的屋であるが。こういうことがあっても、的屋にとっては、さほどダメージはないような気がしますな。

 vol.5319、これにて終了。