2023年の野球界において、WBCの優勝に貢献し、メジャーリーグでの移籍で話題になった大谷翔平抜きに語ることは不可能であろう。大谷翔平といえば、二刀流である。ということで、今回の鬼地街~は、二刀流な車を紹介。

 *シビック25X(EF型)

 このクラスで4輪ダブルウィッシュボーンサスを採用という贅沢なメカを採用したEF型シビックであるが、エンジンも全車4バルブエンジンを採用していた。その中の3ドアの25Xは高い居住性にSOHCエンジンながらも痛快な走り、低燃費を両立という二刀流な車であった。

 *シルビア(S13型)

 N13型パルサーに次いでCOTYを受賞したS13シルビアであるが、グッドデザイン大賞を受賞したスタイリッシュなデザインはデートカーとして活躍し、FRで軽量なこともあり、ドリフト走行などの走りでも活躍した二刀流な車であった。

 *レガシィ(BG型)

 ステーションワゴンブームの牽引役でもあったレガシィであるが、ツーリングワゴンは、積載性及び居住性とスカイラインの2.5LのタイプMをも凌ぐほどの動力性能を備えた二刀流であった。それに加え、女子ウケも高い車であった。

 *RVRスポーツギア

 上のレガシィと同じ時期にデビューしたスライドドアを持つ2列シートのミニバンであったが、悪路走破性を考慮したクロスオーバー化に加え、レガシィに匹敵するほどの高性能エンジンを搭載した二刀流であった。

 *アルファード/ヴェルファイア(H30系)

 高級かつDQNミニバンの王者のアル/ヴェルであるが、ハイブリッドモデル自体は初代の10系からラインナップしていたが、20系まではエスティマのメカニズムを使いまわした形であったが、この30系より、エスティマの使い回しではなく、アル/ヴェル独自のハイブリッドを採用していた。そう、アル/ヴェルは高級と低燃費を両立した二刀流だったのだ。

 *RAV4

 約30年前にキムタクをCMキャラに起用した乗用SUVとしてデビューしたRAV4であるが、3代目を最後に一時日本市場から消えたが、現行モデルから久々に日本市場に復帰したが、現行モデルは、悪路走破性とハイブリッドを採用したことによる低燃費を両立した二刀流である。それが評価され、COTYも受賞している。

 また次回お会いしましょう。