The Red Wing of レッドウィング アイリッシュセッター 875
もともとワークウェアのデニムのように、ワークブーツはもうガンガンに履きこまれてこそ! その中に光る美しさがありますよね
だから、今回お預かりしたレッドウィング875も、履きこまれていていい雰囲気!! とも言えるけど・・・
ブーツがだいぶお疲れ気味な感じは写真からも滲み出てますねえ
ブーツのシャフトが両足とも、グニャッと変な方向へ曲がってしまってますもんね
履き癖もあるんだろうけど・・・
原因はおそらく片減りしたまま長い事履いていたからでしょうね。
片減りしたまま履いてるとこんな風になっちゃいますよーって良い例ですね。
あんまりにこのまま放置すると、修正修理のために例えばかかと芯(カウンター芯)の交換なんてなったら、修理費用がとんでもなく高いものになってしまいますよ。
レッドウィングはメーカー修理をRed Wing正規販売店で受け付けていますが、そこまでの修理は受け付けてくれるのかな??
アメリカ本国ならやってくれるのかな??
ちなみに正規メーカー修理でも、通常の靴底ソール交換程度のリペアなら、Made in USAのレッドウィングでも日本国内の提携工場・修理店で修理しているって知ってました?
アメリカ本国に送って修理してくれる時あるのかな?
お客様からお預かりするレッドウィングを修理するとき
使われている釘の種類とかヒールの固定方法
メーカー修理とはいえ、国内修理の場合 Made in USAのオリジナルと微妙に違うから
ああ、このレッドウィングのブーツ、以前国内のメーカー修理で修理しているなって判別できるんですけど
笑っちゃうのが、やっぱり律儀な日本人。
毎回ではないけど、たまにヒールとかソールを剥がすと、清水!とか杉浦!とか、おそらく作業した人の名前が書いてある場合があるんですよねー
とにかく異変を感じたら、早めのメンテナンス・修理が長い目で見たら吉ですね。大事にケアさえすれば、レッドウィングは本当に一生モノのブーツと育ってくれるので
今回のお預かりしたレッドウィング875のリペア作業ムービーです。
いつもの1分よりちょっと長めの2分30秒ですが、見てもらえると嬉しいなあ
では生まれ変わったレッドウィング875、写真でもご覧ください
かかとの嫌な傾きが、靴底ソールが新しくなってソールの片減りが解消した事と、かかとのカウンター芯の修正を行ったので、すっかり直立不動の姿勢になおりましたねー
仕上げに靴磨きもして、ピカピカの状態にしてお渡しです
今回の修理費用 ¥12,000 + TAX
杉浦
当店ではレッドウィングの色々なブーツの修理が可能です
遠方にお住まいで当店に来店できない方の靴磨き・靴修理も宅配で承ります宅配修理の流れはコチラから
作業風景や修理事例などをブログの他にも インスタグラム で掲載しています。 良かったらいいね&フォローお願いいたします!
愛知県・静岡県でジョンロブ・エドワードグリーン・チャーチなどの英国紳士靴のソール交換・修理なら
靴修理RADIANラジアン
440-0893 愛知県豊橋市札木町106-1
TEL : 0532-52-2868
MAIL : info@radian-mail.com
引用元:MADE OF HERITAGE Red Wing 875