多分今日からできるGIMPでいきなり写真編集。 | ザ☆雑記・ほぼ不毛地帯

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いきなりですが、GIMPの紹介をします。

GIMPはフリーソフトウェアでありながら、ある程度の有償のソフトウェアにも引けを取らない画像編集能力を持ったソフトウェアです。個人的には、 Photoshopの次に愛用している画像処理ソフトウェアです。仕事でポスターとか作るのであれば、Photoshop級でないとやっていけないでしょうけれど、趣味での写真編集とかまでなら、GIMPでも十分です。

インターフェースが独特で、最初のうちは使いにくいなぁと思っていました(僕がもともとPhotoshpユーザだからかもしれません)が、そんなもの慣れてしまえば問題ありません。
個人的には、手動で色調補正ができる分、Photoshop Elementsより使えるよなぁと思っています。

GIMPについては次のサイトで色々とまとめておられます(ダウンロードもできます)。
・GIMP2を使おう
http://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html


さて、ダウンロードはできましたか?
さらにいきなりですが、今回はそのGIMPを使って写真の色の編集をしてみたいと思います。

主にトーンカーブを使って編集します。

この猫の写真を少しいじってみましょう。
猫1


1.ではさっそく猫の写真をダウンロードしてGIMPで開いてください。

*ここからのスクリーンショットはGIMP2.6のLinux版です。WIndows版と違う箇所があるかもしれませんがご了承ください。


2.開いたらメニューバーの「色」から「トーンカーブ」を選択します。

トーンカーブとは、次のようなものです(感覚から得た機能の説明です)。
ボックスの中央にあるグラフは横軸が画像の色(輝度)の入力値、縦軸が出力値を表しており、初期状態ではそのグラフをちょうど対角線上にラインが伸びています。これは、現在、画像が持つ本来の輝度情報が画面上にそのまま出力されていることを表しています。トーンカーブは、このラインの任意の場所をドラッグして持ち上げる(もしくは下げる)ことで、画像本来の輝度の出力時の出力度合いをコントロールするものです。

と書いてもわかりにくいので、とりあえずやってみましょう。


3.ボックス中のチャンネルを「青」に変更しトーンカーブのラインの中央をドラッグし、下に引っ張ります。

だいたいスクリーンショットと同じくらいまでライン中のポイントを下げてください。
これで、写真が元々持っていた青味が出力されている画面では取り除かれました。全体的に青かった写真の色が現実的な色になったはずです(ポイントを下げすぎると黄色くなっているかもしれません)。
具体的には、ラインが描く弧のとおり、写真中の白でもなく、黒でもなく、中間的な輝度のところに対してより青味が除かれている状態になっています。

ところで、グラフの裏にある山が気になる方、いると思いますが、これはヒストグラムというものです。これまた感覚から得た機能説明になりますが、この画面においてヒストグラムは、画像中の輝度に対するチャンネル色情報の量の度合いを表しています。使いなれてくれば、例えばヒストグラム中に極端に突き抜けた山があり、実際の写真もその部分だけ変に色がついているとなれば、山のある部分だけピンポイントでラインを下げてやったりもできます。

でも今回は使いません。


4.チャンネル「赤」を選択して、ライン中央をドラッグして少しだけラインを持ち上げます。

だいたいスクリーンショットと同じくらいでいいと思います。
写真にすこしだけ赤味をプラスしました。これにはそんなに深い理由はありませんが、個人的な好みと色彩心理をなんとなく意識して(生き物は暖色の方がいいとか)みたところによるものです。


ああ、書き忘れていましたが、これは個人的な好みに写真を合わせるための一つの方法です。とくに正解とかはありませんので、途中でももしその結果が気に入っていて、またトーンカーブが理解できたのであれば、止めていただいてもそれは全然構いません。そこのところは間違いのないようにお願いします。


5.チャンネル「緑」を選択して、ラインの中央をドラッグしてラインを下げます。

だいたいスクリーンショットと同じくらいまで下げてください。
少し緑っぽくなってしまったような気がしたので、緑を下げました。あまり下げすぎると紫っぽくなるので注意してください。

ラインを下げると違う色に変化してしまいますが、この変化する色についてはルールがあります。
色相環 という色の輪っか(色を輪で表したもの)があり、この輪の該当する色の対極の位置にある色の方に変化していっているのです。これは覚えておくと便利です。青を下げると黄色になります。逆に言えば、黄色っぽい写真は青をプラスしてやれば正しい色味になるということです。


6.最後にチャンネル「明度」を選択して、中央から右にあるラインの真ん中をドラッグして少し持ち上げて、中央から左にあるラインの真ん中をドラッグして少し下げます。

これもだいたいスクリーンショットほどで・・・
これなんかは完全に好みですが、明度のラインに対して上のような変化をつけることで、結果、白に近い部分はより白に近く出力、黒に近い部分はより黒に近く出力されることで、結果、少し写真のコントラストをあげることができます。

さて、ここまでできたらボックス中の左下の「プレビュー」のチェックをオン/オフして、トーンカーブによる編集の結果を見てみましょう。初めて編集をする方であれば、「気がつけばこんなに変わっていた写真の色」について、とても驚かれることかと思います。編集が完了したら、右下の「OK」をクリックして、変更を確定させて、別名で写真を保存しましょう。


完成した写真がこちらです。
猫2



トーンカーブはなんとなくとっつきにくい機能だと思うのですが(見ただけでは何するか解りにくい機能なので)、使いこなせれば、最も使う機能となると思います。現に僕がそうですので。。そういうこともあり、今回はいきなりトーンカーブを使っての編集をやってみました。


いかがでしたか?興味が沸いたかた、ぜひこれからもどんどん写真編集をやってみてください。
んー、でも、写真編集をするかしないかって、最初に自分の撮った写真の色をどう思うかとかがまず問題ですよね。例えば僕はこの猫の写真の最初のものを見て、なんやめっちゃ青いなぁと思ったんですが、皆さんもそう思われたでしょうか?実は、携帯で撮った写真って、同じように結構青い写真が多かったりします。一度意識して見てみたください。面白いですよ。そして、気になったらもう編集して色をなおしたくなると思うので、そんな時に、自分の撮った写真でぜひチャレンジしてみてください。