これは私の家からの眺めである。


この地域はティルとしては良い住宅地で余裕がある人が多く、ほとんどが誰かのグルのディボーティーでファミリーがほとんどいないので静かなのである。

それは良いのだが、この地域には犬(インドの田舎の場合飼い犬と言っても放し飼いで地域犬のような犬がほとんどだ)が30匹ぐらいいて、写真よりも少し広い地域に犬がなんと20匹以上いるのだ。

左奥の白い建物の側の家は大人♂2匹、大人♀2匹、少年犬(冬にサットサンに来る外国人に思いっきりかわいがられた子たち)♂2匹、子犬6匹の12匹にエサをやっていると、その家の隣に住むオーストラリア人の友達が言っている。

そして手前の写真に写っていない家(私の家の前)に子犬が4匹だか6匹だかいる。私は4匹しか子犬を見たことがないが、下の部屋に住むブラジル人のオバサンによると6匹だという。その他数匹の大人犬がいるみたい。

そしてこの2つのグループ以外にも数匹は犬がいるようだ。
このあたりの人は犬が好きで余裕があるからエサをやるが、しれだけでは犬をちゃんと飼っているとはいえないんだが。

この狭い地域に犬が20匹ってひどくない?

今でもオーストラリア人の友達の隣の犬たちは喧嘩をして吠えたり、子犬がなく声が毎日のように聞こえる。

エサをやっている人はけっこういて、犬たちの飼い主、私の前の家の人、サットサンに来る外国人たちとかがエサをやってはいるが,あと数カ月して子犬たちが大きくなったらナワバリ、エサ争いは激しくなってもっとヒドい喧嘩になると思う。

それにできるだけ早く避妊手術をしないとどんどん犬は増えるだろう。

インド人には避妊手術という観念を理解する人が少ないようだ。プーナのような都会の中産階級以上は動物の避妊手術を考え始めたが、ティルのような田舎ではそれを考えるローカルは少ない。(12匹の犬のエサをやっているファミリーは流石になんとかしないとと思っているようだが。子犬たちが生まれる前でも犬が多すぎて私達は困っていると言っていた。)

ティルにあるアメリカ人のオヤジ主催のアニマル・シェルターは無料で野良動物の避妊手術をやっている。毎月70頭ぐらい避妊手術をやっているそうだ。

そこにこの犬たちを連れて行って避妊手術をしてもらうことを私達(オーストラリア人の友達とウクライナ人の若い女の人と近所のリトリート・センターのマネージャーと私)は考えている。

私は昨日アニマル・シェルターに行って獣医さんと話をしてきた。
プロジェクトがうまくいくと良いな。