フェイスブックの投稿より
インドの厳しかったコロナによるロックダウンの記録


ロックダウン2日目

朝6:30に目が覚めたのでゴミを捨てに外に出た。大家の奥さんが神経質でワシが外国人だからバルコニーにも出るな!というが、ゴミを3週間ためておくわけにもいかないので目立たない時間に出たのだ。

ゴミ捨て場までは150mぐらいだが、そのあたりに何人も人は歩いているし、バイクも通っている。呆れ! 田舎の人はロックダウンということがわかっていないのか!

家に帰ってきて、メッセージと新聞をチェック。
友達からのお店の開店状況。。。店はほとんど閉まっているんか! まだ食料は十分あるけど、胡椒とかニベアとか切れそうなんだけど。

そのうちにTiru Communityにアメリカ人のおばさんがお店の開店情報を投稿していて、友達が送ってきたのとは食い違うところがけっこうある。
どうもおばさんの方が正しそう。おばさんのところには情報、問い合わせが集まって、お店に確認してできるだけアップデートの情報を集めてくれたようだ。明日は大きいスーパーが開くみたい。行きたいなあ、買いたいものがあると良いなあ。

インド在住コミュはデリーとその近郊の情報が投稿されるコミュだが、ある人が宅配とかお店の開店状況とか投稿していて、デリーに住んでいるなら本当に助かるだろう情報が毎日投稿されている。

こういう危機的状況になると助け合いなしでは乗り切れない。ティルの私たちはTiru Communityの情報と友達の情報に本当に助けられている。

そのうちにティルに70人だかの感染者がいるという情報が入った。どうもその内容がよくわからない。中に48人の外国人がいるというが、それだけの人数なら誰か聞いているハズだが、誰も知らない。ひょっとしたらガセネタかも。(ガセネタは実に多いのだ。外国人が外に出ているとヴィザをキャンセルされるとか)
これが事実ではないことを祈る。

明日はお買い物デイ。
7;00頃に近所の雑貨屋で水(5L)とトイレットペーパーを買う。
そして友達に金を借りる。昨日大家にレントを払わされたから買い物する金がないのだ。もちろんATMには金を引き出しに行くのだが、ATMはいろんな理由で引きだせないことがよくあるのでまさかの時のために金を借りるのだ。

そしてスーパーの開店待ちをすると。列が長くないと良いのだが。インド人は、特にティルの人はへーきで割り込むのよね、たまらんのよ。

金を貸してくれる友達に何を買うのか?と聞かれたから、いろんな食料品の他にボディー・ローションとマッサージクリームと言って、こんな状況だからお顔の手入れとかいうトリップはドロップすべきかしらん?と聞いたら今あるクリームでがまんして食べ物に集中すべきだと言われた。シクシク。

モディーが3週間のロックダウンを発表した時に店に走っていって必要な物を買いあさればよかったんだわ。ぼーっとしてしちまって,考えるといろんな物がなくなりそうなのだ。
都会ではモディの演説があった途端に店に長蛇の列ができて、みんな物を買いだめしたらしいのに。

隣のロシア人は昨日戸がずっと閉まっていて静かだと思ったら、1日中友達のところにいっていたという。ロックダウン中だぞ!  (・_・)  大家の奥さんの恐怖がしんどいから友達のうちに移るという。

でもCフォーム(ポリスの登録)がないじゃない。今みたいな時にCフォームなしなんてとんでもない。新しい大家がCフォーム作ってくれれば良いけど。それにティルは男女関係にうるさいから友達の大家が同意するかどうか? と言ってやった。そういうことを考えないのかしらん?

その段取りが出来ないなら、大家に見つからないように家を抜け出して,見つからないように帰ってくればと言った。

彼女は今日は水(20L)が買いたいとかいって雑貨屋のお兄ちゃんに運んでもらうという。こんな時に雑貨屋は忙しくて配達なんかする時間があるハズないでしょう。だから私は一昨日リキシャに運んでもらったのだと言った。
しばらくしたら、バルコニーからその子とその友達が雑貨屋の方に歩いていたから水運びを友達に手伝ってもらったのだろう。それにしてもロックダウンのことは知っていたハズなのに水ぐらい十分買い置きしなかったのかなあ? 呆れ!
そして午後はまたでかけていたようだ。

ロックダウンというのは基本的に外出禁止なのに。その子にみんなの安全を守るために家にいろと言おうかと思案中。ボンベイではロックダウンなのに出歩く弟を殺したという事件まであるのだぞ。

今日はナダブラーマとクンダリーニを何日かぶりにやったらちょっとリラックスした。
ご飯事情はやっぱり貧しい。シクシク。これが一番ストレス。出前とかある都会がうらやましい。