フェイスブックのメモリーから下のような投稿が出てきた。

───────────────────────

This is India!


ウチの大家はセキュリティにうるさいのでデカい重いカギを4個も持たされているが、2つをチェーンからハズした。

肝心の私の部屋のカギも調子が悪くて開け閉めするのに四苦八苦する。毎日大変なので部屋のカギは自分のロックを使っていた。

大家が他の人に部屋を見せたいとか言ってきたので、このロックはカギが1つしかない、どないしょうとか考え事をしていたら。。。カギを部屋の中に入れたままドアを閉めてしまった。ギェ〜!  (*_*)

小一時間近くメーソーに行くだけなのでが荷物は少ない方がいいと、このデカイカギと500ルピーぐらい入ったサイフと日傘しか持っていない。携帯は部屋の中だ。

幸いにも隣の部屋の人が居て、彼女が携帯を使わせてくれた。大家に状況を説明したら、彼は今ラマナ・アシュラムにいるという。大家は街に行って、何とかできる人を探すとかいうが、どこに行けばいいんじゃろうか? 

大家の奥さんに部屋に来てもらって状況を見てもらった。私の説明で大家が理解したかどうかわからんからだ。奥さんにあきれられた。階下の大家の家で大家を待った。

でも大家は自分の都合でしか動かんからなあ。メーソー・スケジュールを変えたくないからしばらく帰ってこなそう。
私はメーソーはあきらめても良いが、セッションを受けることになっているのは行きたい。セッション・ギバーの電話番号は部屋の中にある私の携帯にあるので、連絡のしようがないからだ。

大家は誰かに私の部屋を見せたいから、それに間に合うようには何とかするんじゃあ? 金は500ルピーあるが、よ〜しらんティルの街を駆けずり回って何とかしてくれる人を探すのは大変そう、と暗くなった。

その時、家の前で学校を作る大工事をやっているのだが、毎日彼らが何かをが~っと切っているのを思い出した。彼らに頼めばロックを切ってくれそう。

奥さんにそれを言うと、奥さんはレイバーカシラに頼みに行ってくれた。奥さんは長く外国に暮らしたことがあって、インド人の女としては非常にインディペンデントでテキパキしているのだ。

10分ほどしておに~ちゃんがやってきた。トンカチみたいなのと、もう一つ小さい何かを持って。ノコギリは持っていないなあ。

おに~ちゃんはロックをガンガンたたいていた。1分ほどで無事にロックは外れた。😁🙆🙆  

奥さんがおに~ちゃんに20ルピーやれという。え〜っ! 20ルピーだけで、街を駆けずり回ることなく、めでたく問題は解決したのだ。

おに~ちゃんが帰って、ワシはよ〜くロック🔒を見た。そしたら、🔒はこわれていないのに外れたのだ!!! ちゃんとまだ使えるのだ! 

え〜! このロックは安全とされているチャイナ・ロックなんだけど。。。ロックというものはいとも簡単にはずせるということを知ってショックだった。じゃあ、カギかけてもほとんど気休めなんだ!   😫😓

これをティルに長く住むウエスタンにぼやいたら、ロックをなぐったりしなくても、ハリ2本で簡単に開けられるそうよ、と言う。

彼女の家は2回泥棒に入らたが、ドアのロックをドアの木の部分を削って、ドライバーで開けられたと言う。

こわー! こんなに簡単にロックが壊せるなんて! 今まで泥棒に入られなかったのはものすごくラッキーだったのかも。

This is India!  おそろしや!