フェイスブックの2年前の投稿より
(まだインドに多少のコロナ規制があった頃)
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インドの田舎

ガス台の上のナベを置くところ、五徳みたいのがボロボロになって1つはついに出っ張りが1つポロッと取れちまった。

(これ、ヒドくない!?)

私はプーナでアパートを7年ぐらいは借りていたが、人から買った中古のガス台、全然大丈夫だったぞ。いろんな家に住んだがこんなボロボロの台見たことない。

ワシがティルに長くいることはないかも?とケチって安物を買ったのが良くなかったのか、プーナに帰る時に預けた場所が悪かったのか。両方かも。

このガス台は3シーズンぐらいになるが、1年の半分ぐらいしか使っていない。ある大家の家に預けた時(その部屋は2階)は全く問題なかったのだが、その家は年間通して借りたい人ができて追い出されたのだ。

バイクの修理をやっているお兄ちゃんに預かってもらったのだが、そこは1階の物置だから湿気が多かったのかな?  ティルでは荷物預かりに1個月500などと言いよるヤツが多い中で、その修理屋のお兄ちゃんは良い人で格安で預かってくれるのだ。文句は言えない。

五徳?の一片が欠けると、ナベをズラしたらなんとか使えるけれど、時々バランスがくずれてナベが傾いて危ない。

うーうーうーと10日ぐらい思案して、これが買える店を探すことにした。

そういう店はたぶんシヴァ・テンプル近くにあると思う。

何日か前にプラダクシナの途中で探そうとしたが、時間が早すぎて店はほとんど閉まっていた。ガス台を買った店で聞いてみたかったが、開きそうにない。

開いていた大きな店で聞いたら、それはこの辺の店にはないだろうと言う。置いているという店の場所を教えてくれた。徒歩12分ぐらいの場所だが、プラダクシナ(アルナチャラのまわり14.5kmを歩く行)で疲れている身にはメンドーだった。

教えられた通りに行ったら大きな店があった。こんな大きな店ならあるかも!?と期待。

帳場に座っていたおじさんにボロボロのを見せて、Surya(というブランド)のだけれど、あるかしら?と聞いたら普段はあるのだけれど、今日はたまたま在庫がきれていて、10:30に届くという。
えーっ!

その時は9:30前。プラダクシナで疲れているのでとても1時間も待ちたくない。
おじさんは夕方にまた来いとかいうが、リキシャ代がたまらん。ドアツードアなら往復200ぐらいかかるぞ。イヤだ!

それは1個85ルピーぐらいですって。安い! 一応スーリヤならブランド物なんですって。(・_・)

ワシはホントに今日来るのか?と何度も聞いちまった。誰かが日本でホントに?と聞くとスゴく嫌がられると言ったが、インドではウソをつくのがワリとフツーだから。ウソをつくつもりはなくても商品が予定通りに入らないことはありまくりなのだ。本当に入荷してくれると良いけれど。

で、何日か後の昨日元日にプラダクシナをしたのでその店に行って見た。おじさんはもちろんワシのことを覚えていた。

五徳?は入荷していた。1個60ルピーですって!
ちゃっちいので、他の無いかと聞いたけれどないですって。ティルはなんでも安いけれど、スグに壊れそうな物ばっかり。でも、ガス台も安物だからこれが壊れる頃にはガス台も壊れるだろう。

(新しい五徳?)

おじさんいわく、新しい時はちょっとガス台に入りにくいからその時はトントンたたいて入れる、ですって! 

えーっ、穴にピッタリ入るようにできていないの? おじさんはワシのガス台のブランドなら100%大丈夫だとは言った。

家に帰って五徳をガス台にはめてみる。ドキドキ。トントンしなくても入った。ヤレヤレ。

120ルピーと多少(だいぶ)の労力を投資したおかげでフツーに料理ができるようになった。☺️

(\(^o^)/ふつーに料理ができる)

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2年後の現在

ちょっと汚くなったがボロボロになりかけたりは全然していない。
やっぱり荷物を預けた場所が湿気っぽかったのかなあ?