「スザク、そろそろ音楽番組やめたらどうだ」

「ハハハ、せっかくやってるからついついね」

「紅白だけで十分だろうに、
なんで年越しから年明けにかけては
こんなに音楽番組が多いんだ。
音楽番組よりももっと流さなければならないものがあるの言うのに」

「年明けからTVで流さなきゃいけないものって?」

「年明け、つまり正月といえば"おせち料理"だろうが」

「おせち料理とTVになんの関係があるの?」

「日本人のお前がそんなだから音楽番組だけじゃだめだと言うんだ。
スザク、おせち料理は作れるか?」

「さすがにそれはムリかな。
だから今年もルルーシュに作ってもらったんだもん」

「その通り。
しかしそれはスザクだけの問題ではなく近年、
日本人でありながらもおせち料理が作れない人間が増えている」

「んー、確かにそうかもしれないね」

「だから、年末年始にはおせち料理の料理番組を全面に放送すべきだ!!」

「・・・・・・あの、ル」

「おせち料理は日本古来から伝わる伝統料理だ。
それを日本人が作れなくなっているこの現状...
間違っている、間違っているぞスザク!」

「ル、ルルーシュ?」

「おせち料理の一つ一つには大事な意味が込められている。
そう、エビにはエビのように背中が丸くなっても長生きできるように、カズノコにはたくさんの子宝にめぐまれますように、黒豆にはマメになりますように、こんぶには喜び、れんこんは見通しがいいように」

「ちょ、ストップ!ストップ!!」

「ん?なんだスザク」

「もしかして、もしかしてだよ?
ルルーシュって音痴だったり...する?」

「なっ、なんなんだ!お前はいきなり」

「いや、そういえばルルーシュが
音楽番組みながら口ずさんだりしてるの見たことないなぁって」

「それはだな...」

「それは?」

「・・・・・・それは」

「?」

「くっ、特に意味はない」

「へ?意味ないの??
じゃぁ音痴ってわけじゃないんだ」

「ま、まぁうまい方ではないがな」

「へぇー、じゃぁこれからカラオケ行こうよ!
ルルーシュの歌声聴きたいな」

「う、歌などプロ以外が人前で見せびらかすものではないだろう!
だからカラオケに行く理由はない」

「そんなことないよ!
軽いストレス発散だと思ってさ、行こうよ」

「俺は行かないからな。
行くならお前一人で行け」

「むっ、じゃぁルルーシュは僕の中で音痴ってことになるよ?」

「なんだその理不尽な俺へのマイナス設定は!!
だいたいこの俺が音痴などという失態あっていいはずがない」

「だよね。
だってルルーシュはあんなにいい声出すんだから」

「あんなに?何の話だ」

「ほら、特に夜になるとあんなに大きな声で僕にすがりつきながら...」

「夜?お前にすがりつく?
おい、話が全く見えないぞ」

「やだなぁ、ルルーシュったら僕に最後まで言われたいの?」

「いいかげんに...ってだまれぇぇぇぇぇえ!!」

「あ、なんだかいろいろ思い出してたらしたくなっちゃった(笑
カラオケはもういいからこれからベッドに入ろうか」

「は、おい、ちょ」

「カップルで新年一発目といったらコレでしょ♪」

「な、ちょっこの俺をお姫様だっこなんてするなー!!」

「大丈夫、大丈夫。
これから姫始めだから問題無しってか僕グッジョブ☆」

「ほわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」





はーい\(^^)/

「あけましておめでとうございます!」の
挨拶さえもすっとばしていきなりスザルルから始めてみました笑

ちょっと自分の思ったこととスザルルに繋げてみました。

ってか会話がくどい......と、書いてる最中思って反省。
(たぶん読んでもらった人全員に「またこの展開か!」ってつっこまれそう)

はい、これから文章力つけてがんばります・°・(ノД`)・°・

こんなヤツですが今年もよろしくお願いしますはーと



そしてここから下には上の会話文の続き
「姫始めイっちゃうぞ☆」(←最低)とかっていう軽く18禁で書いてみた笑






「......ッ」

「ルルーシュ?声、我慢してる?」

「してない」

「そう?
でもいつもここをこうしたら声出してるよね」

「ッッッつ!」

「ほら、やっぱり我慢してる。
だってこんなにここ反応してるから
気持ちよくないわけじゃないんだろうし」

「お、前がさっきあんなこと言うから、だろう」

「ごめんね、意地はらせちゃったね。
もぅ気にしなくていいからいつも通りにして?」

「俺はこれがいつも通りだ!」

「もぅ...でも意地はらせちゃったのは僕の責任か」

「意地なんてはっていない!」

「はいはい、じゃぁ僕もいつも通りやらせてもらうから」

「ふん、好きにし、ろッッッン!
馬鹿がっ!いきなり後ろからするやつがぁ、んんっぁ」

「いつも通りだよ?
自分の声に集中してるからいつも刺激されるところ忘れてたんだよ」

「そ、んなこと...~ッッッ!!」

「ほら、思い出して。
僕はいつもここ触ってからこっち触ってる...」

「ー・・・ッ!も、やっぁあ」

「いつものルルーシュの声だ...やっと聴けた」

「ち、が...」

「ん、わかったわかった。
今年もよろしくね、ルルーシュ」




と、いうわけで

今年一年が皆様にとってよい一年になりますように\(^∀^)/☆