めろんノみじんこ

めろんノみじんこ

劇団KEYBOARDの女優、かれんさんの気ままな日常(。・ω・。)ノ{告知もあるョ。)
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更新亀速なので、過去作「スイカのプランクトン」の意味を少し混じり、こちらのタイトルになりました。

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劇団KEYBOARD第13回公演
「マトモなオトナでした」
9/20〜23 @下北沢楽園



今更記事。笑
いつものことです、はい。



去年吐いて捨てるほどを上演した際、評判はよかったものの、全ステージ満員には惜しくも至らず悔しい思いをして、
「次楽園でやるときは必ず満員に!」
と思っていましたところ、早速チャンス到来。


しかも主演。


勝手なプレッシャーをばんばんに感じておりました。

そして、幕が開いたらなんと連日満席、、、❗️キャンセル待ちもいくつかご連絡いただき、なんということでしょうか。。

七夕に願った
「全ステージ満員」


叶っちゃいました。
本当に、本当に、ありがとうございます。


皆さまの満足いくものをお届けできていましたら幸いです。




今回私が演じた海ちゃん(佐々木海and空)
はものすごいひねくれもので私史上過去最弱の役。

でも私にすんごく似てて。
でも私より相当弱い。
だから余計に辛かった。

私も漠然と「可愛くなりたい」と思ってたことがあって、
可愛くなりたいというか、


可愛かったら良かったのに


かな。
努力の方法を知らずに「いいな。いいな。私は違うけど。あーあ。いいな」って。



可愛くなりたいは、今も思う。
多分ずっと思う。笑


海ちゃんは永遠に私に住み続ける。


海は少しのことでも気にします。
「心配してるっていうけどいつも一緒にはいてくれないじゃん」
「結局は可愛い子が一番じゃん」
「どうせ私なんて」
否定してないと、期待した時の傷に耐えられないから。
でもほんとはいっぱい愛されたくて、認めて欲しくて、自分を認めてあげたくてしかたない。


海への理解は、全部がそうではないけど、なんだか自分のことを言ってるようでものすごく恥ずかしいからあまり解説したくない。



いやしかし
今回も本当に素敵な俳優・女優さんがKEYBOARDのために集まってくださり、最高のステージにすることができました。


簡単にお礼をば。



【和田役 杉本等】





なんと8回目の共演。
なんかもう兄弟みたいな感覚よねー
しかし今回は和田くんの役柄もあり、すっぴんで稽古通い、いつにもましてどネガティヴモードな私をいつも肯定してくれて。
すごい嬉しかったし、ありがたかった。

私が言うのはおこがましいけど、最近の彼はうちに慣れてきたこともあり、自由度がまして、挑戦したいことが試せてきてるってのもあると思うのだけど、吸収力あってほんとにひたすら羨ましい。
この人のポテンシャルや努力の先の未来ってたくさんのものがまだまだまってるんだろうな。ってつくづく思わされます。
なんだ親か私は。

海としては、和田さんほんとほとんど見てなかったんだけど、
ゲネ写真みたら、写真からでもひたすらにまっすぐあったかく海を見つめてる視線や姿があってものすごく愛おしくなりました。

人の愛を客観視する目があったら想いの量が差異なく届いて、すれ違いも減るのかもな。

彼が海を見つめ続けた時間はたくさんあるけど、彼がどうにか放った かわいい の4文字が届いたのは一瞬だから。

海はその「かわいい」がお世辞じゃないかとか、とりあえず言ってみただけじゃないかとか、今はもう違うのかな。とかどこまでもひねくれた不安をもって、でもその言葉に縋って生きるだろうから、ちゃーんと海が「この人はいつでも私を可愛いと思ってくれる人だ」って安心させたげてね。




【広瀬役 佐藤有朔】





ゆーさくちゃんは年下なのに役で私より下手に出て来たことがない。
ということで今回は力でねじ伏せました←

この人もなんか不思議な魅力のある人。広瀬と同じく人を惹きつけちゃう人。
海にはそれがものすごく眩しくて、眩しくて、妬ましかった。

こっちは人から肯定されることにこんなに悩んでるのに黙ってても人がくるとか、それで息がつまるとかほんとに贅沢すぎるでしょ。

でもそんな人が自分でも共感できることを感じてた。
なんならその底辺気分の分野においては自分の右に出るものはいないくらいだから、その部分でなら私は彼のとなりにふさわしくいれるんだって、2人で話したときは感じられたんですよね。

2人でいることを拒まれないって、すごい肯定されてる気分になるんですよね。なんか。
ましてや喫煙所なんかいつでも出れるし来なくてもいい。そんな場所で、キラキラした人たちが自分と長く2人で時間を共有してくれたからこそ広瀬・すみれ・池本には依存しちゃったんでしょうね。
すんごいわかるわー。

小山いわく、広瀬は生きてるらしいので、今後広瀬がどう生きていくのか見ものです←

彼はきっと自分がこうなった理由を本当には理解できないんだろうな。




【倉持役  宮田将英】




独特。

空気が独特すぎる。笑
真面目な顔したと思ったら悪びれもせず、赤ちゃんみたいな笑顔でわけわからない屁理屈いって寄ってくる倉持さんはほんとに宮田さんにしかできないよ。

シュッとしたイケメンなのにあの役ハマるのはすごい。
海がはじめてキャバ嬢としてでて来た時、
一番の笑顔で迎えてくれたのは倉ちゃんで。あれは嬉しかったなああ。笑


倉ちゃんと和田のコンビ面白いんだ。
決して小さくはない2人が、決して大きくはない大沢さんの陰にすっぽりおさまるのが堪らなく好き。笑

やりたいこと見つかるといいね。
みすずさんの主夫とかどうかな??



【村上役  瀬田 俊介】




私のお客様から絶大な人気を誇る瀬田さん。

公演後にいろんなお客様から「居酒屋の人好きー!」「村上さん面白かった!」「あーいうやついるよねホンッット嫌いな部類のやつ(褒め言葉)」などなど、相当なkeyboard的歌舞伎町のシンボルでした。笑
 
実際の瀬田さんはものすごくいい人で、海の想像の中で海に悪口を言うシーンがいつも優しめ。

毎稽古で色んなことをみんな言ってたんですが、序盤、

「なんだよ、その服、ありえねーよ。
もっと合う形とか色あんじゃねーの、いい店紹介してやろうか?」

ってだんだん親身なアドバイスになってて、ツンデレみたいになってました。笑

優しい。こんこん、この人いい男だよ、どうかな??


【池本役 有川拓也】




Mr.きいろ。
本人は「え、これ、、俺だけ衣装浮いてません?」

て言ってたけど、浮いてません。
おかしなことにあなたが着ると浮かないんですよ。しっくりきてやがるんですよあんなポップなきいろのパーカーが❗️❗️!


才能だよね。

なんか、ドーナツ🍩とかさくらんぼ🍒がとても似合う彼だけど、中身はすごくさばさばしてて、意外とクレイジーボーイでした。

お芝居に対しても誠実で毎回少しずつ違った反応やアプローチで、お互いに静かな熱い攻防戦を繰り広げてました。

あのドネガティブに、あのポップシャワーを浴びせつづけるのはほんとしんどかったとおもうし、有川くんにしかできない池本だったと思う。

小屋入りしてからだんだん心開いてくれたんだけど、クールに見せかけてちゃんとだる絡みについてきてくれるとても良い子でした💮

これからも黄色担当名乗ったらいいと思います。



【みすず役  陽向あさり】



あさりちゃんはKEYBOARDにいないタイプの女性でとても新鮮でした(*´ω`*)

美和ちゃんとのタイプの正反対ぶりが面白くて、でも2人ともすごく魅力的で、勉強になりました。笑

強がって強がって、でも弱さにもどこかで気づいてて、似た人をみると自分のようで腹が立って。
みすずの気持ちもすごく私はわかるので、
彼女の頼れない葛藤が切なかった。

努力は変わらないのに人が離れていく、がむしゃらでちょっと滑稽な自分に気づいてないわけじゃないけどもうがむしゃらにしか方法がない。
あーもー倉ちゃん早くしっかりしてえええ(´;ω;`)

やっぱり倉ちゃんが主夫になればいいとおもう。(2回目


ラストシーンの稽古もお互いきついシーンを何度も繰り返しやって、頭おかしくなりそうだったね。

男性陣にも負けないパワーとかパッションがとても魅力的な彼女です✨

みすずちゃんのスマホケースすごくおきにいり。(真ん中






【すみれ役 鈴木美和】 


「結城家の六女」で、一目惚れした女優さん。
すごくありがたいことに美和ちゃんはKEYBOARDの作品を好きだと言い続けてくれて、私も美和ちゃん大好きだから両想いがようやく縁を結ぶ次第となりました。笑

鈴の音がなるような声で話すんですよみわちゃんは。何だこの人。
すみれの役所みたとき「あーー、、確かに私は美和ちゃんに依存するわー、、、ぴったりだわー。」と思ってました。

だってすみれちゃんもそうだけど、美和ちゃんはいつも私を肯定してくれるから。

そんな美和ちゃんは「かれんを褒めるの禁止令」を出されてたらしくて、それを辛かった、、!と伝えてくれたのだけど、
「え、そんな辛いほど褒めるとこないよ、、、?!」て思ってました。←

いつもありがとう、、、!!


ラストの判断、やっぱり私は広瀬を殴るしかないとおもう。
聖域は汚しちゃならんよ。うむ。

すみれちゃんはほんとに美和ちゃんにしかできん、とおもうぞ。私は。


【ミディ役 近藤泰代】




近藤さんには本当に支えられました。
演技も衣装も知識も何もかも。

お世話になったこと、見せてくれた背中、全部書いてたら本できるから書けない←

本当にミディさんは怖いんだよ。
得体が知れないし、なるべく海は見ないようにして生きていたのだけど、
全く逃れられない視線で爆弾を落としてくる。

でも役がとけると本当に優しいお母さんのような方で、あったかく、とてもおちゃめで、ステキな方でした。

KEYBOARD、そしてマトモなオトナでしたという作品において最大の刺激となった女優さんです。

お礼は今後の活動で見せていきます。(言ったな




KEYBOARDの人らは割愛な←



私は、
やっぱりKEYBOARDの作品がすきだ。
関わる人がすきだ。

だからすごく拡めたい。
すごくすごく拡めたい。

どんな現場出ても

やっぱり思うのはKEYBOARDのことで。

KEYBOARDの作品を1人でも多くの人に観てもらいたくて。観ればきっとわかってもらえるから。



でも、より小山作品やKEYBOARD作品を伝えるには、
どんどんどんどん急速に自分の役者スキルが必要になって。足りない。足りない。まだまだ足りない。


でもやるしかないから、ものにしていくしかないから。
新しい仲間も増えたことだし、もう一度しっかり気を引き締めて看板しょって生きてきたいと思います。



よし、終わろう!
次のKEYBOARDは5月です。
待っててね。絶対また会いましょうね。

ご来場、本当にありがとうございました。


佐々木海役 山下華蓮







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