精神的・身体的ストレスによって、1つの疾患があるような症状を発生するものを心身症と言います。
症状は、一部、更年期障害 と類似していますが、心身症は年齢に関係なく起こります。
心身症の中で、女性に多く見られるのが自律神経失調症です。自律神経には交感神経系と副交感神経系とがあり、身体の機能を自立的に調整する役割があります。その中枢は、脳の視床下部にあり、同時に女性ホルモンの分泌を調整する中枢でもあります。
そのため、ホルモンバランスの乱れは自律神経に影響し、その逆も起こります。
例えば、社会環境の変化などのストレスで、自律神経の働きを阻害してしまい、それがホルモン中枢に影響することで月経不順を起こすことがあります。
カウンセリングなどでストレスを緩和することで症状が改善することもあります。
自律神経失調症の症状は様々で、精神的な症状は:無気力・不安感・怒り・憂鬱、身体的な症状は:頭痛・めまい・ほてり・肩こり・疲労感、などがあります。
治療の際は、上記の症状が他の疾患が原因ではないことを検査した上、カウンセリングや薬物療法、マッサージ、アロマテラピーなどから、その人にあった治療をおこないます。
環境ストレスの場合は、生活スタイルを変更するなどの必要もあります。
~これからの時期~
冬の寒い時期は交感神経が働き、身体を寒さから守る役割をします。また夏の暑い時期は副交感神経が働き、身体をリラックスする役割をします。春はこの中間の時期で、自律神経が乱れやすい時期です。そのために、上記のような症状が同様に現れやすくなります。
無理に薄着をしたりせず、衣類で体温調節をしたり、バランスの取れた食事、適度な睡眠を取るようにしましょう!


